川崎の簡易宿泊所の火災は多くの人の心を痛めている。
高度成長期に出稼ぎなど、働きに働いたきた人たちの最後の終着駅が3畳一間で火災であっというまに燃えてしまう状況であった。
悲しいとしかいいようがない、そして憤りがわきあがってくる。
こうした事故をみるたびに、長い間の自公政治の貧困な住宅政策が否が応でも目につく。
「ハビタット」という言葉をご存じだろうか。
人間にとって居住は基本的人権であることを、明確にうたい、そのための行動計画である。
アフリカなど、遠い国の話ではない。足元の日本国のもとで、どれだけ貧困な住宅に住み続けているのか。自公政権、そして自民党系の知事のもとでは公営住宅の建設はなかなか進まない。東京都などは長年にわたって公営住宅の建設をやめていたのではないか。
亡くなった私の姉は、1DKで家賃7万円のアパートであった。
公営住宅に入りたかったと話していた。
「住」は基本的人権である。
このことをいっそう声高にだしていかなければならない。
でなければ亡くなった方々へ申しわけない。
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