社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

好蟻性生物(昆虫)

2018-08-21 09:08:11 | 日記

子どものとき、夏休みの課題でアリの観察
をした記憶がある。虫の死骸や砂糖に群が
り、巣から列をつくってせっせと運んでい
る映像はいまでも残っている。

アリは肉食性のため、他の昆虫は近寄らな
い。しかし、アリの集めたエサを横取りし
たり、アリの卵や幼虫を捕食するなど、ア
リの巣の中やその回りで暮らしている生物
を「好蟻性」とよんでいる。

アリの巣のなかで暮らしている昆虫として
コオロギの一種やシジミチョウの幼虫が知
られている。  こちら ⇒

小松貴著の「裏山の奇人 野にたゆたう博
物学」を読んだ。

庭や裏山の世界は、まだまだ知られていな
い昆虫やその生態があり、本当に奥が深い。

まさに弁証法の世界であり、興味はつきな
い。

私はつい人間の社会に引き写してしまう。
しかし、人間は目的意識性がある。

人間の社会をつくるのは人間であるが、盲
目的につくるわけではない。

多くの人間の意識・無意識のベクトルの合
成が歴史を作り出しているが、その奥に、
究極的な原動力をリアルにつかむのが史的
唯物論だ。そして「型紙」を使うと観念論
に陥ってしまう。

だからこそ事実をつかむそうとうな努力と
思考が求められている。

小松氏の日常の観察努力をみていると、す
ごいと思う。裏山の奇人どころではない。


コメントを投稿