ようやく、だ。
辞任という形の事実上の更迭である。
しかし、まったく反省していない。
秋葉復興相は辞任後、
「違法性は何一つなかった」(赤旗)
差別発言の杉田政務官は、
「信念を貫きたい」(道新)
では、なぜ辞任したのか。
岸田首相の国会運営に迷惑をかけられないとのことだが、国民への迷惑・反省への言葉がまったくない。
こうした人間がなぜ自民党の国会議員になるのか。
そこには国民の生活感がまったくない。
ひたすら「権力」のもとに集まる自民党議員、その姿を国民はもっと見抜いていく必要があるのではないか。
だから平然と社会保障を削減し、軍事費の倍増に賛成する。
後任の復興相、渡辺博道氏は、厚労委員長時代の2015年に「労働者派遣法」改悪に、質疑を中断し職権で採決を強行した。さらに日本会議に属し、憲法違反の「戦争法」の旗振りを行った実績がある。
岸田首相の「タカ派的政策」の忠実な実行者となるであろう。
二カ月で4人の大臣が辞任した。
当然、内閣総辞職にあたいする。
それと同時に、「敵基地攻撃」、財源無き「大軍拡」に一路まい進する岸田政権。国民に信を問うていない。
解散、総選挙こそ、本来の民主主義であろう。