昨日、防衛省は「オスプレイ10機程度」を使った大規模な日米共同訓練を北海道で行うことを発表した。
報道によると、12月4日(土)~12月17日(金)
参加規模は、
〔米軍〕
MV-22×10機程度、AH-1×3機程度、UH-1×3機程度、CH-53×4機程度 等
〔陸上自衛隊〕
AH-1×3機程度、UH-1×4機程度
訓練場所は、
王城寺原演習場、岩手山演習場、八戸演習場、霞目駐屯地、矢臼別演習場 等
となっている。
「等」が曲者で、矢臼別以外もありうるのではないか。
矢臼別演習場では8月に日米共同訓練、そして10月~11月まで沖縄の米海兵隊によるりゅう弾砲の移転訓練(ハイマースも初めて持ち込まれた)が行われたばかりである。
8月、10月、12月と立て続けに米海兵隊が矢臼別演習場で訓練を行っている。異常なことだ。
オスプレイの訓練は、過去2回は天候が荒れて矢臼別で行われなかったということがある。
今回は初めてのオスプレイによる演習となるのではないか。
なんにしても、「沖縄の負担軽減」という名のすさまじい演習の拡大だ。
海兵隊の訓練を監視すればするほど「日本の防衛」とは無縁の訓練と感じる。
アメリカの「対中封じ込め」作戦の一環として、日本の自衛隊が組み込まれている。
岸田首相は「敵基地攻撃能力」に前のめりにつき進んでいる。日本国憲法など無いものとした安倍元首相と同じだ。
戦後76年。戦争体験者が次々と亡くなられる中、いよいよ日本が戦争に加担する道がつくられつつある。
私たちは、気持ちをあらためて引き締めなければ、と思う。
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