新型コロナウィルス対策が焦眉の課
題になっていいるなか、国会ではた
いした審議もしないで可決したもの
がある。
「高年法」=高齢者等の雇用の安定
等に関する法律だ。
中身は雇用の安定とは真逆の高齢者
のフリーランス化を進める、いわば
不安定雇用、非正規雇用をいっそう
すすめるものになっている。
この改定は、70歳までの「就業」を
努力義務として企業の課すが・・・
雇用ではなく、「就業」という言葉
を使っている。
ここにごまかしがある、
いわゆる雇用によらない働き方だ。
業務請負やフリーランスを進めるこ
とになる。
企業は雇用の義務から解放される。
今は高齢者だが、いずれ全労働者に
広がっていく。これが自民・公明の
やり方だ。
雇用でなければ、こうなる。
過去のブログ ⇒
労働基準法のない世界だ。
新型コロナにより「社会の脆弱性」
が明らかになり、それを推進した
「新自由主義」のひどさも明白と
なった。
利潤第一主義が人類をどこに導く
か。今一度立ち止まって考えるこ
とが必要ではないか。