リーマンショックをはるかに上回る
新型コロナウィルス・ショック。
生活苦の最後のセーフティネットで
ある生活保護。
矢継ぎ早に厚労省が通達を出してい
る。
4月7日に「新型コロナウイルス感
染防止等のための生活保護業務等に
おける対応について」
こちら⇒(209㎅)
・窓口では必要最小限の事を聞き、
受け付けること。詳細は電話で。
・車は処分させるのではなく「宣言」
の間は、通達通り6ヶ月まで保留
させること。
・コロナ禍で仕事もみつからないと
思われるので、就労指導を止める。
保護申請書を提出し、受けとる事を
「受理」という。
これをさせない事が自治体で広がり、
九州では「おにぎりを食べたい」と
餓死者を出したことは記憶に新しい。
私は「まず受理しろ」と受け止めた。
車をもっていても、持ち家があって
も、食べていけなければ遠慮なく、
申請すべきではないか。
リーマンショック以来、セーフティ
ネットは多少整備されたが、今回は
それを上回る危機だ。
数日前、ネットカフェの閉店による
ホームレスの増加の記事に対して、
ネットの書き込みをみて驚いた。
税金を払わないやつが何をわがまま
なことを、と極端な「自己責任」の
オンパレードだった。
リーマンショックから何を学んでき
たのか。読んでいて具合が悪くなっ
た。
命の、生活の危機だからこそ「社会
的連帯を」!