社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

医療を削減してきたのは誰か!

2020-04-06 08:02:55 | 日記

今日のしんぶん赤旗に、医療制度研究会副理事
の本田宏さんのインタビューが掲載された。

先進国最低の医師数と医療費。経済優先で国が削
減してきた。

これが現状だ。

本田さんは5年前に「本当の医療崩壊はこれから
やってくる」という本で告発しています。

ずばり、医師不足と赤字経営は厚生労働省がつく
った問題。医療費と医学部定員を削減してきた。

日本の医師数はOECD加盟国の単純平均より、
約13万人も絶対的不足なのに、医師不足の原因を
地方の偏在とすり替えてきた。(そういえば自民
党がさかんにいってきたことだ)

昨年の調査で、過労死ライン超の医者が8万人も
いる。

これに今回の新型コロナウィルスである。

ICUも異常に少ない。関わる看護師も少ない。

私は議員時代、全国の公的病院の赤字ばかりが
喧伝され、「民営化」こそ切り札だとしてきた
政府の政策を批判してきた。

自民党政治というのは「政官財」の鉄のトライ
アングルといわれてきたように・・・

政・官の「利益至上主義」は、税金を産業に注
ぎ込み、福祉や医療に使わせない流れをつくっ
てきた。

そして、国会では「財」の意を受けて、法律を
どんどん変えて非正規労働を大量につくりだし
てきた。軌を一にして生活保護攻撃が強まった。

コストカッターと言われる経緯者が「優秀」と
してもてはやされる風潮さえも。

その結果、人間社会の冗長性=余裕がなくなり、
社会の脆弱性が強まっていった。

政官財のイエスマンの政治。自民・公明政権を
終りにする時代がはじまっている。
市民と野党共闘、野党連合政権こそ、いまもっ
とも必要な政治ではないか。