社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

基幹産業、酪農の持続的発展を!

2017-10-19 06:12:34 | 日記

昨日は、標茶~別海~釧路と回った。
酪農問題を中心に訴えた。

夕焼けに彩られる牧場

TPP、日欧EPA、誰がみても酪農に打撃を
与えることは、はっきりしている。

TPPによる関税ゼロの影響は驚くべきもの
であった。7割の離農、生産高は半減、17
万人の雇用喪失・・・

市町村長、議会、農業団体、そして国会議
員とオール釧路・根室で「断固反対」の大
運動がまき起こった。

しかし、安倍首相と自民・公明がTPP法案を
国会に提出すると、自民、大地の議員はなん
と「賛成」に転じてしまった。

その後は、TPP法案の可決、「農業8法案」
の強行採決。そして日欧EPAの「大枠合意」
である。農協をつぶせと言わんばかりの連
続攻撃ともいえる。

まったく農業者や農業団体の意見を聞いて
いない。
なんのための国会議員なのか。イエスマン
でよいのか。

これが「民意を踏みにじる」安倍首相のやり
方である。

現在、酪農・畜産は「バブル」が続いている。
多くは中国による牛肉の大量輸入が原因と指
摘されている。
利益は最高だが、「離農」は続いている。
後継者問題も含め、今がチャンスとばかり。
こんな悲しいことはない。

農業は、国、土地、環境、季節など厳しい制
約のなかで、その地域にあった生産方法とな
っている。
それを自由主義の市場経済に、いっきに投げ
込まれたならどうなるか、はっきりしている。

だから「大型化」、「AI、ロボット」など、
多額の補助金の政策が多用される。
しかし地域を支えているのは中小の家族経営
である。この視野が安倍首相にはない。

地域の声が届いていない。
自民党には「食料安保」の概念が欠如してい
る。

農漁業の声をしっかり届けてきた日本共産党の
はたやま和也前議員を再度国会へ。
比例は日本共産党へ。
7区は市民と野党共闘の石川へ。

声の限り訴え続けている。