社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

たたかい終わって

2017-10-24 07:22:25 | 日記

小選挙区制の1対1の選挙のもとでは、市
民と野党共闘の道しかない。

昨年の参院選以降の勝利はめざましい。
与党側は、ここにクサビを何としても打ち
込みたいと狙っていた。

それが見事に功を奏した。
公示直前に民進党が消滅、政策も綱領も何
もない出来たばっかりの「希望の党」に全
員が合流すると決定した。

誰もが驚いた。
日本の政党史上、はじめてのことであった。
ネットニュースでも、小説家の高村薫氏は
「まともな国では起きない」と述べている。
(AERA10月23日号)

市民と野党共闘は完全に行きづまったと思
った。しかし直前に「立憲民主党」が立ち
上がり、再び、市民と野党共闘が前進をは
じめた。

市民の風北海道+立憲民主党+社民党+日
本共産党の四者協定だ。釧路では立憲民主
党の姿もないときであった。
釧路の民進党は「自主投票」という決定の
中、安倍政治の憲法破壊への危機感が一気
に「思いをひとつ」にした。

「本気の共闘」とまではいかなかったが、
各市町村での民進、社民、9条の会などと
の握手には熱いものがあった。

はじめての共闘であったが、大きな「宝」
を得た。

「法の支配」を口にしながら、憲法を平然
と無視してきた安倍首相。
「トランプ命」としか見えないアメリカべ
ったりの政策。

新自由主義による農漁業の政策は、北海道
の基幹産業である酪農や漁業の家族経営の
未来を見えなくしている。
サケマス流し網禁止は、外交の失敗であっ
た。
アメリカの軍事プレゼンス強調の姿勢は、
北方領土返還にも影をさしている。

議席の上では自公が勝利したが、小選挙区
制のもとでの「虚構の勝利」である。

5年続けてきたアベノミクスは「失われた
20年」を取りもどせず、停滞を続けている。

矛盾は一気に噴き出てくる。
とりわけ農漁業が基幹産業である道東に。

これに対抗するのは、市民と野党共闘の道
しかない。

そして多くの人たちの「力」で支えられた
選挙であった。
雨の中、風の中でも。

(公選法上、使えない言葉があり、これ
以上の表現は使えません。思いはみなさ
んと同じです)