佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

現代釣り名人列伝より

2017-02-11 17:21:22 | 釣り界の歴史

藤井繫克氏

この26人集の中でただ一人のクエ釣り人として描かれています。

云わずと知れた、がまかつの先代社長である。この本に書かれていた時の年齢は56歳、数年前に大阪

ロイヤルホテルに於いて偲ぶ会が行われて私も行かせていただきました。

この本によると昭和35年から20年の間に計52本のクエを釣りあげられている。

ハリメーカーとしては、世界一と言われる「がまかつ」の社長として多忙な中、クエ釣りをされていた。

そして最大は昭和50年3月9日、パラオのペリリュー島オムルウル岬で釣りあげられた、当時の日本記

録としての1メートル60センチで、62キロを釣りあげられている。

 

ハリについては折り紙つきではあるが、竿についても釣り人である、

社長が自ら製作にタッチしテストを繰り返し完成さすという。

そのために最高の竿ができるといい、色々な名人がその分野で使用している。

この本に出てくる名人のなかでこの「がまかつ」の竿を使ってる人が。多い理由も分かる。

クエ釣りの秘訣は、①潮通しがよくてしかもエサが止まる所で、根に持ち込まれない所。②比較的水深

の浅いサオ下の棚を釣り、エサをクエが食べやすいような状態にすること。③エサは出来れば切り身が

よく頭を取り背中を割り骨をハリ先が内臓に来るようにハリ先を埋めると云うようなことが書かれていま

す。

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