佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

 瀬野川を楽しむ会  便り

2016-11-30 18:30:02 | 日々の思い

2016年10月28日の中国新聞朝刊 広島都市圏に海田小学校4年生が、空き教室に瀬野川水族館を完成させた記事が掲載されています。

瀬野川保護活動を2000年6月から継続していますが、教室で水族館を完成させたのはこれで2回目。

 採取は海田小学校4年生の児童とサポートにクラーク記念国際高等学校、

広島市立大学大学院情報科学研究科情報工学専攻モニタリングネットワーク研究室

広島大学生物生産学部海野研究室、瀬野川を楽しむ会

 水槽の管理は瀬野川を楽しむ会 淡水魚のSpecialist加藤さんが全面協力してもらった。

毎週週末には全ての水槽をメンテナンス。

完成時には海田西田町長や教育委員会、各学校の先生達も見学に来てもらえた。

 この水槽展示にはもの凄い期待が寄せられている。

なぜならこの企画をしなければ一生見ることが無い!出会うことが無い!!貴重な生物を直に見ることができる。

テレビや図鑑では無く、生体を直に見ることができるのだ。

もちろん展示期間が終われば、採取した場所に戻す。

 これまでに1回だけ瀬野川水族館を海田小学校で行ったことがある。

それから14年経過した今年4年生の熱き思いがこの展示会を起こしたのだ。

 無関心では何も起きないし分からない

好きだから、人にも伝えたいと心が動く

人が動くことで(働く)これが連動して様々な人が動き始めた

 2000年の6月に発足した瀬野川を楽しむ会だが、正直ここまでできるとは思わなかった。

想像を超える人達が動き始めた。

 瀬野川には未来があり、子や孫に伝えていけると この水族館を見て思った。

毎朝、子供達は水槽を見に来て喜んでいるとか!!

 専門家は下水処理が上手くできたから生き物が増えたと言っているが、果たしてそれだけか?

私には疑問がある。

私は草木を残したことが最大の復活と思う。

少々の汚水でも生き物は絶滅しない事は、幼い頃から川で遊んでいたので実感がある。

やはり一番悪影響を与えるのは、平面工事ではどんな生き物も残らない。

もちろん水質が向上した事も要因だが、様々な人の言動で瀬野川が復活したと信じている。

 この子供達がやがて大人になり、様々な仕事を始める。

その時、今の学習が役立つときが必ずあるはずだ。

そしてこの子供達も家族を持ち同じ保護活動をしていくと思う。

間に合って良かった。

これからも、じっくり治水利水生物多様性環境をバランス良く見守って行きたい!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする