私のところビンに入った数個のウキがあります。
今はだれもこの形のウキを使っている人はいないと思いますが、
このウキは今は亡き兵庫県の釣連盟の初代会長の藤澤氏が作られたウキです。
全関西磯釣連盟が今の大きな3っの団体に分かれる前はこの連盟の次期会長との呼び声が高かったかたでした。
釣会を背負って居られた偉大な三木会長が亡くなられた為に全関西磯釣連盟の中で分裂騒ぎがおきて会長になられずに、全関西磯釣連盟を出られて、今ある
日本釣連盟連絡協議会を和歌山の志賀さんや大阪の新竹さん、滋賀の曽我さんといったメンバーで設立された。
その前に西日本磯釣り協議会もできて全関西磯釣連盟は3っに別れたのです。
私が思うに藤澤さんが会長になっておられたら、もう少し変わったのではないのだろうかと・・・
彼が書かれた磯釣り本は今も書棚にありますが豪快な釣をされる一方
繊細な釣りもされる方でした、そして大きな体で大きな声でいつも歯にころもを着せない話し方をされておられた。
私のところには全国の名人と言われる方々のウキがありますが、藤澤氏が作られたウキに似たのはどなたも作られていない。
以前名人ウキの紹介をしましたが、皆さん玉ウキが基準となっています
少し違うのは、峰氏と遠矢氏のウキぐらいでしょう。
私の持っている名人ウキもできたら「じやのひれ」に山形社長が作られておられる釣文庫に、以前飾った、竹の石鯛竿と一緒に収めさせてもらいます。