今、事務所と家の整理をしていますが、そのなかからは、懐かしい全関西磯釣連盟に所属
していた当時の機関紙がたくさん出てきました、その中から、懐かしい記事を拾って書いてみたく思います。(1970年1月号より)
私がクラブのメンバーとサイパン、テニアンへと行くきっかけは、「釣サンデー」の小西さんが紹介されてからで、そしてこのサイパンでガイドをされておられる山岸氏の案内によるものです。
この山岸氏には、サイパン島にて「慰霊碑」の「太平洋の搭」建設募金の協力においてもお世話になっている。(太平洋の搭については明日書きます)
山岸しの報告によると
この当時のサイパンで釣れる魚としては、ヒラアジの手のひらから15,6キロクラス、
スナクチの5,6キロ、モンガラカワハギの2,3キロのもので、石鯛釣のときに針を折ってくるのはこの肴でしょう。そしてキジハタの3,4キロ、アカハタの2キロから3キロ
クエの最大2メートルの100キロ位のものをダイビングで見ている。
その他サワラ、バラクーダー、イソマグロと言った、類の物や名前のわからない魚がワンサといる、ハリスにワイヤーを使って釣ると切れない代わりに根に入られると竿が立たない、根にはいらないサワラの類はかなりの大物まで吊り上げられるが、サメの多いのはどの磯に行っても同じで、かけた半分が取れればよいほうである、引っ張り合いならサメを狙えばたのしめる、ただ
クロヒラアジとサワラは掛けても途中でサメに食われることがないので、時間を掛けてかなりの大物まで釣り上げられるとのこと。
この山岸氏の記事は当時の私たちはわくわくして読んでいてそれを実行することにしました。
そして山岸氏の話を参考に私のクラブ(北摂フイッシングクラブ)で数年の間通いました。
今はどうされておられるのかなー、今もサイパンに居られるのだろうか・・・