佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣り界・安全な釣りのために・続き/5月26日(火)

2009-05-26 19:56:49 | 日々の思い
第4回目の港湾施設の立入禁止区域の指定に係る検討会

議事

(1)各施設ごとの検討について
(2)舞洲緑地における魚釣り社会実験(中間報告)について

資料1・港湾施設の開放に係る検討
資料2・港湾施設の開放に係る安全対策費
資料3・舞洲緑地における魚釣り社会実験(中間報告)

今回の検討議事として資料1が出されました。これは36ヶ所にわたる場所の検討事項として大阪市の港湾局から出されました。

これを一つずつ取り上げて説明するのは大変なので一部を取り出して書いてみますが、釣人が見ると初めから禁止を前提に書かれているものと考えられるものばかりです。

大変細かく分けて書いた上で総合評価を○×△としています。
安全性に関する主な判断要素として5つの区分をして評価されています。

区分

(1)水面からの高さ5m以下
(2)通路幅2m以上
(3)前面の港湾利用
(4)外海波浪の影響
(5)足場の状況

例として、1、南港北防波堤の場合(上記より)

(1)の場合は3.4mであるので○
(2)の場合幅6.6mで○
(3)の場合は内港側は水路なので△
(4)の場合は外海なので×
(5)の場合は内港側はノリ場なので○

以上から見ると○と△が多いので、評価は丸となるはずだが、
市側の答えは×となっている。そして(3)と(5)の意味が解らないが、質問ができない。

その言い訳としては、南港水路に近接しており、釣りをすると船舶の航行に支障が生じるおそれがある、そして野鳥園に近接しているために鳥に被害が生じるおそれがあるといわれる。

次の例として2、南港沖防波堤の場合

(1)の場合は3.0mであるので○
(2)の場合は幅7mで○
(3)の場合はなしなので○
(4)の場合はなしなので△
(5)の場合は内港側はノリ場で満潮時は浸水で△となっている

これから見ると、明らかに○であるが市の評価は△である。

意見としてはノリ場が低いから満潮のときに浸水する可能性があると書かれているが、高さが3mもあるのに、浸水したら大阪は沈没しませんかと言いたい。

その他、34ヶ所も取り上げて書かれているが、○のところは舞洲1ヶ所だけであとは全てダメと同じ答え。
この表のおかしなところは5つの区分が示している所の大半が○となっているのに評価は×が全てで、これなら5人の委員の方が選ばれて検討するといっても、ただのお話だけに終わるのではと思います。

これについて委員の方がもっと釣人の意見を聞いて、その集約によって釣り場の検討をすべきとのことを言われた。
私としては大阪市が出したこの検討表を皆さんに見てもらいたいので、出来れば36ヶ所の残りを順次書いていきますので、どうか皆さんの意見をくださいますよう、お願いいたします。
コメント (1)
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