佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣り界・安全な釣りのために・8 

2009-05-07 13:18:40 | 釣り界の歴史
大阪市が作成した「港湾環境整備施設技術マニュアル」に基づく安全対策

*一般の人と釣人が立ち入る場合*

海面上(HWL)利用時に来襲が想定される波高の打ち上げ高さ以上かつ海面(LWL)までの高さが5m以下であるか。

上記のうち

イ.幅は4m以上あるかと・・
ロ.開放することは望ましくない、との2分

イの4m以上ある場合

ハ.天端から水中までがなだらかな斜面または階段になっているか
ニ.開放することは望ましくない

上記のうち、ハから

ホ.緩傾斜型又は階段型
ヘ.水際部分の落差が十分小さく、水深が浅いか

上記のうち、ホから

ト.ただし、波にさらわれる危険性がある場合は救命設備(救命浮環、梯子)を設置・・標識の設置 

上記のうち、ヘから2分

チ.標識の設置かつ転落防止柵(0.9~1.1m高)の設置または救命設備(救命浮環、梯子)を設置
  

*釣人または当該部分が釣り場であることを認識した人以外が立ち入らない場合*

安全対策として書かれているのを出来るだけ読めるように書いたつもりです。分かりにくい文章で申し訳ないのですが、市の書かれたものをそのまま文章にしたので、表にしても分かりにくいのです。

何を言わんとしているかというと、要するに転落防止柵(0.9~1.1m高)の設置
かつ救命設備(救命浮環、梯子)の設置が必要であること。
それでなければ釣人を入れなければ良いということが書かれています。
そして釣人が入るなら、釣人の方で柵や梯子などの工事費を負担しろと市側は言いたいのです。

対策経費としての工事費も書かれていますが、一部を抜粋しますと、
1.1mの柵と梯子の設置が26,912,000円/100mで1m当り2,691,200円という。
そして管理費が年間2,691,200円かかるそうです。

この時に柵が0.3mの分も書かれていますが30センチの柵などしたら、けつまずいて余計に危ないということが分からないのいでしょうか?、危険防止のための柵なら
もう少し考えたらいいのにと思うのですが、皆さんいかがですか?

私はいつも傍聴に行かせてもらっていますが、最近は報道の方も少なくなってきています。検討会の日にちが皆さんに伝わっていないのではと思わますが、毎月行われるのなら日程を全て決めて公表しないのだろうかと、市のやり方に疑問を感じます。

もう一つの疑問としまして、市の港湾局は検討会の意見を本気で最後に取り上げるのだろうかとも。委員さんの質疑もあまりないし、傍聴に行っていても、こんもんなのかなーと、私は感じています。

釣り関係の皆さん、大阪湾で釣りをしたい人々、大阪湾周辺で釣り関係の商売をしてる方、釣り道具屋さん、メーカーや問屋の方々、本気で取り組み、また聞く気があるなら会場に傍聴に行くべきではないでしょうか。
コメント (4)
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