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「触りここち(皮膚感覚)を大切にする」

たしかに風呂敷は、結び方以上に見た目の色や柄によって
印象が左右されるので、
可愛い布であればシンプルなお弁当包みでもかわいいと思われるし、
どんなに凝った結び方でも、唐草模様だと泥棒といわれたりします、笑。
でも、本当に長く愛用されていく風呂敷は、見た目の好きも大きいですが、
もっと影響するのは皮膚感覚、さわり心地、テクスチャーの部分です。

生きものとしての皮膚にとって、蒸れないというのは重要なので、
麻>絹>綿>化繊 のように、からだにとっての喜び度が変わります。
また、天然素材であっても、加工が少ないほど隙間が多く多孔質で、
片付いた部屋や洗い立てのタオルのような心地よさにつながるので、
見た目ばかり重視して華やかなプリント柄に一喜一憂しすぎることなく、
自分の肌にとってどうなのかを、感じてえらんでゆくと、
たとえ汚れたり穴があいたりしても直してずっと使いつづけたくなるような
すてきな風呂敷になります。

めをとじて、指先でなぞることで生地を選んでみるという視点も取り入れ、
手が放したくない、ずっと持っていたいと感じるものが運命のいちまいになるでしょう。

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