「限られた枚数を使い回す」
コレクションのようにずっと保存しておくのも
もちろんありでしょうが、
やはり使いながらの風合いの変化や修繕による
時間の厚みのようなものも、たのしめたらと思います。
風呂敷は、使い方を限定するものではないので、
さっきまで買いもの袋だったものを肌寒いので
羽織に結び変えたり、その後は大荷物を背負い、
帰宅したら布団の足しの肌掛けにするような
多目的な七変化も醍醐味です。
大(約100cm幅)1枚、
小(約50cm幅)1枚の合計2枚あるだけで、
お出かけでも旅でも無敵度が35%。
大2枚、中(約70cm幅)1枚、小3枚もあったら
無敵度合い85%になるでしょう。
大と小による合わせ技や、足りないときに小を斜め折りして
つなぐということもあるので、
両サイズを携えてあると鬼に金棒、人に風呂敷です。
洗っている間に使う予備も要るかとは思いますが、
ふろしきは、水で手洗いすればだいたい綺麗になりますので、
それを絞って干しておけば、寝ているうちに乾きますし、
大きく汚れなければ、あまり頻繁に洗いすぎると生地が傷みます。
強い洗剤は厳禁。素手で触れないようなものは
はじめから使うべきではありません。
ともあれ、サイズ違いで数枚あれば、その使い回しや
合わせ技コンボにより、あらゆる機能をすずやかに
果たすことができます。
タンスの肥やしにするよりは、いつもよく使って、
使いながらコレクションでよいと思います。
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