ふろしき王子のブログ◎
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京王線にのって、都心へ向かい中。
オーダーメイドの、大アサ本藍染のズボンをお届けに。

せっかくの都心であるけれど、自宅に大切な友達がくるから
流浪せず舞い戻る。

最近は、何かしら毎日描いているが、
素材を大切にする自分にしては、
コピー用紙にボールペンと色エンピツという、
手軽すぎる道具による。

絵を描く行為が全く特別なことでなく、
トイレに行くくらいにありふれた日常でありたいという
そこはかとない意識の表れか。

絵を描くのがスキな人が たとえば美術大学に入ると
やがて絵を描かなくなるというのはありがちだ。

高校時代までは、クラスでイラストを描く者は数名で
皆から大事に(?)されたり家庭で誉められてきた子が、
まず芸大美大受験のための予備校で
物のかたちを見えた通りに表す デッサンの訓練を続けながら、
幼少より築き上げてきた自分なりの画風を
いったん消失する。

以前のように テンシがそそのかすように
迷いなくわくわくとは描けなくなる。

経験を重ね、いざ学校に入ると、周りはみな
描いてきた者たち。

いるだけで目立って、モチベーションにつながる環境ではない。
そうして、何となく絵を描かなくなっていく。

何かのデザインはしても、落書きからはじまったルンルンたる絵の道が
美大受験により途絶えた子は案外多いのではないか。

しかし、それでも描きつづけてる者は、
基礎訓練による財産や混成を経て
もう一度、時を忘れてまなざしを傾けずにはいられない
おらがイラストの世界を取り戻したりもする。

我輩も 拙き画にござそうらえども、
物心つく前から好きだった絵は、
マイペース、ときにぞっこんしながら 続いていくだろう。

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コメント
 
 
 
絵を描く趣味 (ナルッシ)
2013-02-24 15:57:05
>絵を描くのがスキな人が たとえば美術大学に
>入ると やがて絵を描かなくなるというのは
>ありがちだ。
 へぇ~、そうなんですか?
 経験がありませんが、自己流の限界を悟るんでしょうかね?
 確かに、美術大学に入って絵を続けるには、自己流のやり方を大きく修正する必要がありそうです。
 
 
 
絵。 ()
2013-02-24 17:17:18
絵に対する志向が、いったんニュートラルに
戻される感じもあります。
向上心があれば、自己流を重ねていったほうが
魅力的な絵になるかもしれません。

 
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