蓮のカメに、野菜くず放り込んどいたら
イトミミズがぐんと増えた。
彼/女らは、水中に酸素が少ないとへこたれるので、
普通は流れのあるどぶにいて(今はそんなどぶもないが)
熱帯魚屋ではエアーを注ぎつづけている。
よくできた漬物のように、腐敗しなければ、わざわざ堆肥にせずに
生ものを放置しても、発酵による栄養を吸って植物はよく育つ。
匂いも虫もなくなった完熟堆肥なんて、栄養ゼロのかすである。
よい堆肥は、人にとってよい香りがする。臭いのはだめ。
酸素が行き届き、微生物が棲みよく、
手と目を適切に注げば、ちゃんとする。
酸素の多い水なら水浸しでも大丈夫だが、
普通の水道水や酸性雨では微生物も死ぬし
酸素は少ないから腐りやすいので
雨をよけて水はけをよくする。
糠漬のようにちょこちょこ混ぜる。
大自然的には混ぜるのも不自然だが、
既に環境が不安定だから、人為もありかと。
手のひらでまぜれば、乳酸菌が落ちて
自分色の堆肥になるかも。
堆肥じゃなくても、植物や土や石を
愛でて撫でさすっていれば、徐々に
距離感はなくなっていく。
そして、自分が健康なら庭も健康、というようにつながる。
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