模倣犯1 (新潮文庫)宮部 みゆき新潮社このアイテムの詳細を見る |
随分前から、読もう読もうと思い、友人Sの文庫本が手元に回ってきてからも
「さあ、いつから読み始めようか??」と意気込みながら、結局1年近く手をつけていなかった。
ひとつは、文庫本で全5巻という量(それぞれ結構厚い)。
これを読み始めると、暫く他の本が読めなくなっちゃうかなぁ、と思った。
ふたつめに、今まで何度か書いているけれど、宮部さんの現代小説は基本的に好きではない。
みんなが面白いと言う「超能力もの」なんかは、いまいちピンと来ない。
「理由」なんて、最悪!ただ冗長なだけ!!(?)
時代物はあんなにすっきりとして気持ちのよい文章なのに
なぜ現代物は、ダラダラと冗長で、なにが言いたいのかよく分からなくて、結局そういう話??ってなっちゃうんだろう。
友人に言わせれば「なぜその魅力が分からない!?」ということなんだけど
父さんにはどうも合わないんだな。
だから全5巻もの重厚長大小説を時間をかけて読んで
結局詰まらなかったらどうしてくれるんだ!という恐れもあるんだね。
でも4巻目まではちょっとそんな感じだけど、「最後は凄い!」らしいので挑戦します。
途中で報告するかどうかは分かりませんが、しばらく読書感想文が載らなくてもそういうことですから、悪しからず!!