呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

両親のこと

2010-01-07 | 家族のこと

元旦に上京した両親、このところ会うたびに老け込んでいくような気がする。
以前、母は妻を亡くした息子や孫が心配で不憫で、しょっちゅう上京してくれた。
しかし最近は父をひとり残してくることが心配ということもあり、あまり来なくなった。
もちろん父のこともあるのだが、実際は自分の体がきつくなってきたことも大きな要因のようだ。

今度も元旦の朝早くに仙台を出て、わざわざ川崎まで来てくれた。
いくら新幹線で90分、ドア・ツー・ドアで3時間かからないといっても、80前後の両親にとっては楽な旅ではない。
元旦の11時ごろに川崎に到着し、3日の9時の新幹線に乗って帰っていった。
父の透析が3日の午後にあるので、その時間に帰らなけらばならない。
川崎の病院でも透析をやれないことはないが、正月の変則シフトの時には依頼にくいらしい。
父も、透析をストップすれば命に関わるので、最優先にせざるを得ない。
透析後は相当体が疲れて具合が悪そうだ。随分足も弱ってきて、上り坂や長い距離を歩くのは全くダメになった。時々とんちんかんなことも言う。

母だって、段々腰と背中が丸まってきた。我が家にやってきても家事をやるのが大変そう。
台所のことや洗濯などをやってくれても、遣り残しが目立つようになってきた。
洗面所の歯ブラシとコップも出しっ放し。
1年前にはそんなことはなかった。
当てにしているわけではないが、やはり来てくれれば助かる。でももうソロソロ限界かな。
一昨年の上高地に奥穂高、去年の草津白根山、両親は心から喜んでくれた。
今年は八ヶ岳に連れて行ってやりたいと思っている。でももう無理かなぁ。

最近、将来的には仙台に帰ろうかとも考えている。
今年は僕も54歳、会社でもそろそろ行く末を検討する年代になってきた。子供が成長して独立すれば、他に何のしがらみもない人生だ。
それなら両親が元気なうちに仙台に帰るのも選択肢の一つだ。
なにせ、50年以上親孝行らしい孝行をしていないのだから・・・。

『老父母の 杖携へて 初まいり』





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