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♪「たそがれ右京花暦」村咲数馬著 ベスト時代文庫
この本は、父さんが読みたくて買った本ではない。
会社の先輩が「この本、主人公の名前がYクンと一緒だよ、読む?」とくれたものだ。
フムフム、どれどれ?
おぉ~、珍しい名前にもかかわらず、確かに使われている。
これは読まずには、いられまい。
短編4話が、連作の形になっている。
それぞれの話しは、それなりに面白い。
でも、読み終わった後の快感、達成感、感動があまりにも薄かった。
なんなんだろうね。
藤沢周平や山本一力を読んだあとの、ずっしりと腹にたまる満足感と
この話しの「取り敢えず、腹に入ればOK」みたいな比較は、一体なに?
シロウトの父さんには、よく分からない。紙一重なんだけどな。
池波正太郎だって、ある意味大衆時代小説だ。
それでも読者を引きつけ、純文学の香りを振りまいている。
そこが分かって書ければ、今頃とっつぁんも一流小説家か?
PS)すみません、読書感想文になってないね。
う~ん、あまり特筆する感想もないんだよね。
つまらない訳じゃないんだけどね・・・。