大人買い～その２

○「THE BEATLES・BOX」



僕は、それほどディープなビートルズファンではない。
でも小学校高学年から中学にかけては、まだビートルズは解散しておらず、「Let It Be」の映画も観に行った身としては、彼らと時代を共有した(?)という感慨もある。
それではレコードやCDはどれだけ持っているの？というと、それほど持っていない。
CDは「Let It Be」と「Past Masters」ぐらい、あとはレンタルでアルバムやベスト版を借りてきて、MDやiPodに入れている程度だった。
前々から、全部のアルバムを揃えたいなぁと思っていたところに、今回の最新リマスター版のアルバム全曲集が発売された。
最初は「35,800円？高いよなぁ」と思っていた。でも相当の人気で予約が殺到していると聞いて、なんか居ても立ってもいられなくなり、発売の数日前にデパートのCD店に行ってみた。
そうしたらやはり予約の予定数終了とのこと。やっぱり売れているんだぁ～。
まだ迷いながらも、9月9日の発売日に会社帰りに銀座の山野楽器に行ってみた。
なんと完売で、次の入荷は9月後半だって！
思わず「じゃ、予約します！」と言ってしまった。そうしたら、1週間もせずに入荷済みの連絡が来た。

ということで、買ってしまったんです。
まだ数枚しか聴いていないが、確かに良い音だと思う。
ただ、以前のCDとどこが違うのか、LPと較べたらどう？というところは、正直言って良く分からない。
だって、そもそも今までそれほど突っ込んで聴いているわけじゃないんだから。
今回このブログを書くにあたり、AmazonのCD販売のページを見ていたら、たくさんの人が感想を寄せていた。
リマスターで音がどうの、音量がどうの、定位がどうの、音圧がどうの、紙ジャケがちゃちいの・・・、皆すごいねぇ～。
僕は単純に、いい音になったCDをアルバム単位で全部買えたことに喜んでいるだけだ。
ただ、今日Amazonを見てショックだったのは、18%引き（29,313円）で売っていた事。
１０月下旬の納品とはいえ、これは安い！定価で買うなんてバカみたいだ。
こういうところが、要領が悪いんだよね・・・。
曲そのもののインプレッションは、またそのうちに！

PS)
Amazonのレビューにもいろいろ書かれていたが、ビートルズの初期のアルバムはモノラルの録音だった。
当時の彼らの演奏、生ではなくレコードやラジオからオンタイムで流れてくる演奏を再現するのなら、モノ録音はモノで聴いてみた。
ということで、今回はモノラルのボックスも同時に発売になっている。
本当はこっちも欲しいんだけどねぇ・・・。さすがにそっちまでは買えない。
モノラルのCDもバラ売りして欲しいものだ。（複数のファンがレビューで文句を言っていた）

それと、まだiPodでは聴いていないが、リマスターのステレオ版だと、ボーカルやベースが完全に左右に分かれてしまい、イヤフォンを通すと違和感があるという。
確かに他のミュージシャンのCDを聴いても、時々そういうことがある。
今回のビートルズはどんな感じか分からないが、本来はコンポでちゃんと音を出して聴いた方が良いんだろうなぁ。