呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

Sat 20/08/15 お盆休み3日目~十和田、黒石、弘前

2020-08-15 | 徒然なるままに

♪谷地温泉を出発したときには、曇っていたが雨は降っていなかった。なのでコペンをオープンにして気持ちよく走り始める。

出発直前になって、谷地温泉って十和田湖のすぐそばじゃないかと気が付いた。じゃあ、まだ行ったことのない奥入瀬渓流を歩くてみようかと思い、十和田湖の子ノ口に向かった。ここから奥入瀬の渓流は始まる。

途中、奥入瀬渓流の脇を走ったが、道路っ端をぞろぞろ人が歩いている。奥入瀬渓流巡りって、てっきり車など通らない山の中の散策だと思っていた。電動自転車で巡る人もいるし、なんか印象が違ってちょっと興醒め。

しかし子ノ口につく頃には雨が強くなり、風も出てきた。んー、この天気じゃなぁー、足元もぬかるんでいるようだし、合羽なども持ってきていないし…散々迷ったが、奥入瀬渓流Walkingはもう少し涼しくなった頃に、酸ヶ湯や蔦温泉に泊まりながらにしよう。来年になれば、毎日サンデージイさんになるし(^^)v

下記画像は十和田湖の北側の御鼻部山展望台からの眺め。向こう側の細い半島の付け根に乙女の像がある。

 

♪ということで、黒石市経由で早めに弘前に向かうことにした。

どこかで昼飯を食べようと走っていると、黒石市街の手前に道の駅を見つけた。ここならなんか食べられるだろうと立寄ったら、「黒石名物・つゆ焼きそば」の旗竿が目に入った。おー、そういえばケンミンショーで見たことがあるぞ。これは食べてみないと!

スーパーのイートインコーナーみたいなところでつゆ焼きそばを頼んでから、「あー失敗した」と思った。何も道の駅の立ち食いそばコーナーで食べなくたって、黒石市内にいくらでも名物を食べさせる店があるだろうに…

ところが、道の駅のつゆ焼きそば、思いの外旨かった。太平麺の焼きそばにだし汁がかかっていて、天かすが載っている。これ旨いよ!びっくり!!仙台の麻婆焼きそばなんかより断然旨い❗️

でも、でもです、やっぱりちゃんとした店で(道の駅、ごめんなさい!)食べてみたい。道の駅のつゆ焼きそばの量が少なめで食べた気がしなかったので(苦笑)、せっかくだからハシゴすることにした。スマホで探して、黒石市内の和食の名店「蔵よし」で改めてつゆ焼きそばを食す。

おー、なるほど、さすが和食専門の名店、とても上品な味で、天かすの代わりに海老と舞茸の天ぷらが載っている。仲居さんが説明してくれたように、おつゆを麺と混ぜる前に飲んでみると鰹だしの上品な味がする。

でも道の駅のジャンクフード的つゆ焼きそばが本来の味じゃないだろうか。そもそも焼きそばに和風のだし汁かけるなんて邪道なわけだし、多少粗忽な方が新しい名物っぽいでしょう。道の駅は650円、蔵よしさんは880円。道の駅の方が正当名物だと思う。

 

♪黒石市は、昔から蝦夷地、松前に通ずる街道の途中にあり、経済的にも栄えた土地柄らしい。なので古い街並みや商家が今でも残っている。小江戸・川越にも似たなかなか風情のある街並みだ。本来なら今日8月15日から、日本三大流し踊りの「黒石よされ」が開催されるはずだったが、コロナ禍で中止となったとのこと。残念!

 

♪さてここまで来れば、弘前は目の前。ホテルにチェックインする前に弘前城址そばの「津軽藩ねぷた村」に寄った。

弘前は「ねぷた」、青森は「ねぶた」、しかし発祥は弘前らしい。これらの祭りもコロナで中止、今年は何もかにもがコロナでずたずたになってしまった。来年はぜひ見に来たいなぁ。

ねぷたまつりの最中は街のいたるところに「金魚ねぷた(提灯)」が飾られている。金魚は幸せの象徴とのことだ。下のような「干支ねぷた」もある。なかなか可愛いね。(我が干支の申ねぷた!)

ねぷた村に体験コーナーがあって、お囃子に合わせて太鼓を叩かせてくれる。やってみますか?と言われたので叩いてみたら「上手ですね!」だって。一応ドラムも多少はやりますので…笑

 

♪夜は、仙台で一緒に合唱やっていて、今は転勤で弘前にいるFくんと一献。青森の郷土料理と地酒を堪能した。Fくん、合唱団のことが気になっている様子。また仙台に戻ってくるのをみんなで待ってるよん!!

 

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Fri 20/08/14 お盆休み2日目〜宮古から陸中海岸経由谷地温泉

2020-08-15 | 徒然なるままに

♪2日目は朝から薄曇りでそれほど気温は高くない。ホテルから歩ける範囲で、宮古watching。

宮古の街中を流れる閉伊川河口付近に巨大な建造物が建設中だった。橋桁にしては大きすぎるなぁと思ったら、水門だった。すげえ大きさ!このぐらいの水門を設置しないと、東日本大震災級の津波が発生した時に食い止められないんだね。
宮古を始め陸中海岸の各地は、昔から津波や台風の被害を被ってきた。今回、陸中海岸をドライブしてみて、風光明美だったろう入江には今はどこも10m級の防潮堤が張り巡らされていた。なんだかなぁーと思いつつも、致し方がないことなんだろう。
 
 
 
 
♪宮古を出発して、浄土ヶ浜、田老町の三王岩、竜泉洞、田野畑の北山崎と回った。
んー、今回は結構強行スケジュール、というか行き当たりばったりのスケジュールを組んでしまったので、それぞれの立ち寄り場所でちゃんと見学の時間が取れなかった。なので消化不良気味。今度は三陸鉄道でゆっくり回りたい。
 
浄土ヶ浜、透明な海で泳いでみたい
 
田老町の三王岩
 
田野畑村の北山崎、本当は300段の階段を降りて行くとさらに絶景のようだが・・・
 
やっと来れた龍泉洞
 
水深30mだって!
 
あまちゃんのふるさと!
 
海女のウニ採り実演は、コロナの影響で中止中
 
 
♪久慈から谷地温泉は、思ったより走り甲斐があった。八甲田山の麓だもんな。
なんとYmobileは繋がらず、WiFiも帳場の周りしか電波が飛んでいない。LINEもFBもすぐには確認できずだったが、秘湯だもん、それも良いもんだ。
 
 
お風呂は最高!さすが秘湯!38℃の無味無臭の下の湯と、42℃の白濁硫黄温泉の上の湯の2つの源泉がある。どっちも気持ち良い。
 
 
 
夕飯はたっぷりで美味しかった。青森牛朴葉焼き、岩魚の塩焼き、旨いねぇ。これで終わりかと思ったら、「このあとうなぎ蒲焼と天ぷらがございます」だって!最後におはぎが出るかと思った。(スミマセン、分かる人しか分からない局地ネタで、笑)
 
 
 
お風呂も部屋も建物全体も古色蒼然としているが、清潔に保たれていて、これぞ秘湯!の良い宿でした。
 
 
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