呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、観る!~「ローン・レンジャー」

2013-09-07 | 映画(DVD)の話

○映画「ローン・レンジャー」

ローン・レンジャーといえば、僕が多分幼稚園かもっと前にTVドラマとして放映していた。だから記憶はうっすらある。でもあのテーマ音楽は強烈に覚えている。
ロッシーニの「ウイリアムテル序曲」。愛馬のシルバー号を自在に操り駆け巡るローン・レンジャーにぴったりの音楽だ。ある意味僕のクラシック音楽の原点かもしれない。

さて映画。
その幼い頃の記憶では、ローンレンジャーはさっそうと白馬を乗り回し、拳銃を操って西部のアウトローたちをバッタバッタと倒していくヒーローと思っていた。
でも最新の本作では、少し違う。主人公は悪事を憎み正義感が強いが、暴力を嫌い拳銃もほとんど使わない。ある意味ちょっと冴えない地方検事だ。復讐心に燃えるネイティブアメリカンの相棒トントとことごとく衝突する。
なんか途中は不甲斐なくてイライラした。最初からもっと飛ばしてくれよと言いたくなる。まぁ、最後はちゃんと痛快アクション満載で満足できるんだけどね。

ジョニー・デップは相変らずの存在感。すごい役者だ。ローン・レンジャー役ではなく、相棒のトント役のところがよい。
でも監督が「パイレーツ・オブ・カリビアン」と同じということで、全編の流れは似た感じだ。それが多少気にならないでもなかったが、間違いなくお勧めの映画です。ぜひご覧下さい!
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今年の夏休み 2013 その3

2013-09-07 | 徒然なるままに
○8月20日(火)



ツアー最終日、金沢から白川郷、高山に向かう。
白川郷は初めての訪問。茅葺きの古民家は立派で趣がある。大したもんだなぁ。もう少し時間を取ってゆっくり廻りたかった。

そして高山。高山は5年前に「青春18キップ」の旅で立ち寄った。金沢同様、古い街並みに伝統の重みを感じる。もう一度行ってみたいと思っていたが、これまたひょんなことから実現した。というか、ツアーを申込んだ時は、高山に寄ることに気づかなかったのだから。

 

高山で昼食だったが、さて何を食べようか。ひとりで焼肉食べても仕方がないし、でも飛騨牛は味わってみたい。
結局高山ラーメンの店に入って、最初に生ビールと飛騨牛串焼き、高山豆腐の冷奴を頼んだ。う~ん、飛騨牛は旨かったので、もう1本追加した。高山ラーメンもあっさり醤油味で美味しかった。
今度は高山祭りの時に訪れてみたい。あの壮大な屋台をぜひ街中で見てみたいものだ。



帰りは茅野から「スーパーあずさ」で新宿まで。そうか、あずさ号もこんな車両になったんだ!




わずか2泊3日のツアーだったが、とても面白く満足出来る旅立った。
添乗員がつくツアーは初めてだったし、団体に一人で入るのも初めて。でもなかなか良いものだ。多少自由度が少なかったり融通が効かなかったりはするが、なんたって楽だ。旅の行程を確認して自分に合った内容なら、ツアーに参加するのも簡単で良いと思った。
そして、もうひとつ今回の旅で感じたことは、日本にはまだまだ僕の知らない見たことのない良いところがたくさんあるということ。黒部も金沢も白川郷も良かった。
全国いろいろ廻っているようで、実は知らないところがたくさんある。中四国地方にはほとんど行ったことがない。京都・奈良も、高校の修学旅行以来行っていない。
3月の台湾もとっても良かったが、日本国内でまだ行ったことがないところを廻るのが先決かなぁー。


○8月21日(水)
川崎で留守番をしていた母を乗せて、一路仙台へ。
首都高速が大渋滞。考えてみればお盆休み明けだもんね、混むに決まっているわ。
結局帰りも7時間かかって、無事仙台に到着。今回は行きも帰りも7時間かかった。疲れた。
あー、明日から仕事です。でも2日働けば、また土日。
次は冬に休暇が取れるだろうか。その時は、また母親を連れてのんびり温泉に行こう。


おわり




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今年の夏休み 2013 その2

2013-09-07 | 徒然なるままに

○8/18(日)
今年の夏休みはどこかに行きたいなーと思っていろいろ考えていたら、新聞の夕刊に阪急交通社のツアーの広告で「黒部・アルペンルート・金沢2泊3日」というのを見かけた。
黒部には行ったことがなく、ぜひ一度行ってみたいと思っていたし、金沢は実は数年前からいつ行こうかと考えていた。それから「お盆中も料金同じ!」のキャッチコピーに釣られて、即申し込んだ。
いわゆる団体のツアー旅行は初めて。しかもオジサン一人での参加だ。どうなることやら。

で、日曜日の7時過ぎに東京駅日本橋口に集合ということで、川崎の家を6時半に出発した。
上越新幹線とバスを乗り継ぎ、黒部ダムに到着。
ううううううゎ~~、すごい!なんなんだぁ~~、この迫力は!! 行ったことのある方はよくお分かりでしょうが、半端な大きさではない。上記画像を見るとダムの上を歩く人間が米粒どころか胡麻か芥子の実ほど小さく見える。
細かくは語りませんが、黒部は良かったです!そして立山連邦の雄大なこと!山はいいなぁ~、ぜひまた行きたい!



その夜は金沢泊。今回のツアーは金沢に2泊だった。なぜ金沢に行きたかったかは、後ほど。
1泊目にふらふらと一人で街に出かけ、呑み屋街の片町で飛び込みで入ったお店の「加賀野菜の天ぷら」。まさに金沢独特の金時草とつるまめは初めていただいたが、とても美味かった!




○8/19(月)
翌日は金沢駅前でレンタカーを借りて、小松、山代温泉、東尋坊方面を回った。
山代温泉では記念に九谷焼を買おうと思って、魯山人が修行したという「須田青華」に寄ったが…、全然予算オーバー。だって、コーヒーカップひとつで2万円とか、お銚子が3万円とか、箸置きでも5つセットで1万円とか、とても手が出ない。
諦めようかと思ったが、もう一つリーズナブルな窯元に寄ってみようかと「九谷美陶園」に行ってみた。
おー、結構今風でまあまあの値段の器が揃っていた。ここで買ったのが、お銚子と盃のセット、そして母親が毎朝紅茶を淹れて飲むようにマグカップ。でもこれだって結構の値段。3点で2万円弱です。



金沢は実に37年ぶり!学生時代に友人たちと訪れたことがあったが、兼六園と忍者寺ぐらいしか記憶にない。
今回レンタカーを借りていろいろ廻ってみると、落ち着いた風情のある街でとても気に入った。後から聞いたら、やはり金沢市街は空襲に遭っていないため、それこそ江戸時代の待並みが残っていたりするらしい。
でもただ単に古いものが残っているだけではなく、みんなが加賀100万石の歴史や伝統を大切に守っていこうという想いが随所に篭められているような気がする。
それに比較すると、仙台ってどうなんだろう…と考えてしまう。東京の方ばかり向いてリトル東京を目指し、自分たちの街の伝統を守ることなど忘れてしまっているような気がしてならない。行政の問題ばかりじゃないねぇー。

  

今回は大学のゼミの友人に、それこそ30年ぶりぐらいで再会することも目的の一つだった。
夕飯を共にしたが、学生時代の友人とは良いものだ。ずーっと年1回の年賀状のやり取りだけだったのに、会った瞬間から昔に戻れる。せいぜい2~3年会っていなかっただけのような感じだ。
しばらく前から、この友人には一度会いたいと思っていた。いつどういうタイミングで金沢を訪問しようかなと考えていたが、ひょんなことでチャンスが巡ってくるものだ。
最近は、昔の友人に会うとか、今しかできないことをやるとか、今まで全く未経験の世界に飛び込んだりとか、そういうことを大切にしたいと思うようになった。だって元気で動き回れるのは、せいぜいあと20年。20年なんてあっという間。今のうちですよ!

続く…
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