呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、観る!~「レ・ミゼラブル」

2013-01-06 | 映画(DVD)の話

♪映画「レ・ミゼラブル」(☆5つ!)

この映画は昨年末からぜひ観たいと思っていた。いつ観に行こうかなーと思っているうちに、年が変わってFacebookで何人かのお友達が「観ました、よかったです!」という感想を載せ出した。オー、やっぱり早く観たいよー!
ということで、観に行って来ました。

うーん、とっても良い映画でした。
世界的に大ヒットしたミュージカルを、そのまま映画にした作品。このミュージカルは前から興味があったが、機会がなく観ていなかった。今回の映画も、実は事前の知識がなかったので、いわゆる普通の映画のセリフの途中に歌が挿入されるような構成なのかと思っていた。
ところが、全編完全に歌によるセリフ回しだった。もうミュージカルそのものだ。それも全て俳優自身が、本番の撮影時にピアノ伴奏で、その場で歌っているとのこと。凄い!だからこそ、演技と相俟った迫真の歌唱となっているのだろう。

ストーリーはここでは省略します。
自分の罪を神の御心で許してくれた司祭の愛に打たれ、改心するジャン・バルジャン、罪は罪と執拗にバルジャンを追い詰める警部のジャベールの最後の葛藤、娘のために娼婦に身をやつすファンテーヌ、純粋無垢な心のままバルジャンに育てられるファンテーヌの娘コゼットの養父への愛…、いろいろな形の「愛」が溢れる。
見返りを求めない自己犠牲も厭わない無垢で無償の人間愛に心が打たれる。中年のオヤジの胸にもグサグサと楔を打つがごとくに感動が飛び込んでくる。
とても良い映画でした。ぜひ皆さん、ご覧ください!お見逃し無いように!




PS)
I男声合唱団の前々々回の定期演奏会でミュージカル特集をやったときに、ジャン・バルジャンが歌う「Bring him home」を歌った。とっても良い歌だと思っていたけど、実際に芝居(映画)の中で聴くと、感動の度合いが全然違う。映画の中で聴いていて目頭が熱くなった。
それから、革命に燃える学生や民衆が歌う「民衆の歌」、いいなぁー。劇中で何度か歌われ、映画のエンディングでも流れる。もう、涙でエンドロールがぼやけてしまった。
歌っていいなぁー!





コメント
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