またまた一週間のご無沙汰&一週間前のご報告です。
久しぶりに神奈フィルの定期演奏会を聴きに行った。神奈フィルの定演は、実に2年振り??
例によって、「神奈フィルを勝手に応援する会」のメンバーとご一緒させていただいた。団長のユリカモメさんからはいつも定演のご案内をいただくが、土曜日は合唱団の練習と重なることが多く、また平日は幕張から横浜まで駆け付けるのはなかなか難しく、すっかりご無沙汰していた。
今回は合唱練習もなく、ホントに久しぶりに皆さんとご一緒しました。
【神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第269回定期演奏会】
・日時:2011年2月19日(土)午後2時開演
・場所:横浜みなとみらいホール大ホール
・出演:金聖響(指揮)、南紫音(V)
・曲目:モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番、マーラー/交響曲第5番
1曲目のモーツァルトのソロは、まだ音大在学中の南紫音さん。多少線の細さを感じるが、その分繊細でキラキラ輝く演奏だった。まだ初々しい新人を見守るようにアイコンタクトをとる聖響さん、後ろから大きな所作で庇うように弦楽器を率いる「オレ様」石田コンマス…。2曲目の大曲の前でちょっと軽さを感じる演奏ではあったが、良かったですよ!
さて本日のメインイベント、マラーの5番です。
出だしのラッパの神々しい響き、石田コンマスやチェロの山本さんが率いる弦楽器群の流麗かつ繊細さ、木管群の胸に染みる温かみのある音質、縦横無尽の大活躍の打楽器群。そして、やっぱり若くてカッコよく、勢い一杯のマエストロ金聖響。
いろいろな評価があるようだけど、僕は今の神奈フィルは在京のオケには決して引けを取らない十分な実力を備えたオーケストラだと思う。「オラが街のオーケストラ」として、これからもますます僕たちを感動させてほしい。
しかし、その神奈フィルが経営難に陥っているという。もし万一、経営が立ち行かなくなり解散などということになったら、僕たちは貴重な宝物を失うことになる。
今、神奈川県では「がんばれ!神奈フィル応援団」を設立し、県民・地元企業の総力を挙げて神奈フィルを応援している。楽団への寄付を募り、集まった金額の同額を県が支出するという。僕らの寄付が実質的に2倍の効果を生みだすということだ。
横浜銀行では、手数料無料の振込を受け付けるという。是非みんなで応援して、いつまでも安心して神奈フィルの演奏を聴けるようになりたいものです。皆様、よろしくお願いいたします!