のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)二ノ宮 知子講談社このアイテムの詳細を見る |
約1年ぶりの単行本。
最近は隔号連載のようなので、ということは月1回の掲載。それに暫く休載していたから漸く1年ぶりの単行本となった。
《前号まで》
千秋とのコンチェルトを夢見るのだめ。そのためにピアノを続けてきた。
ホントは幼稚園の先生になりたかったのに、コンクルだってやりたくなかったのに、まして留学なんてとんでもなかったのに・・・。
でも千秋とコンチェルトをやるために、一生懸命勉強して練習して、留学までした。
千秋とのコンチェルト、その夢を目の前でRuiに実現されてしまった。それも完璧な演奏で。
もうすっかりやる気をなくしたのだめに、シュトレーゼマンは自分との共演を申し出る・・・。
♪「のだめカンタービレ#22」二ノ宮知子著
さて今号。(以下、ネタバレあり)
まんまとミルヒ(シュトレーゼマン)の策略に乗せられ(?)、ロンドンでショパンのピアノコンチェルトでデビューするのだめ。
その自由奔放さと情熱に溢れる演奏は、聴衆の喝采を浴びる。
しかもコンサートの模様はネットで全世界に配信され、世界中に「のだめ」の名前が広まった。
千秋もその演奏の素晴らしさに目を見張る。
しかし一度出来た二人の感情のズレ、溝はなかなか埋まらない。
千秋はのだめときっちり対峙しようとするが、のだめはミルヒとの渾身の演奏で一夜にして燃えつき、抜け殻状態だ。
そしてのだめは千秋と会わぬまま、傷心のメランコリック・ジャーニーへ・・・。
う~ん、そろそろ千秋とのだめの物語も終結時かなぁ~と思っていたら、次号(#23)の予告に「いよいよクライマックス!」と載っていた。
あれ、まだKissで連載は続いている?もう終わっちゃった?単行本も次号で終わり?
こんなに面白くて笑えて、そして時々ほろっと来る音楽漫画が終わってしまうのは残念だけど、やっぱりそろそろクライマックスにするべきだよね。
最終回が楽しみだ。#23は11月に発刊予定です。
PS)ピアノの森
こっちも単行本が出たそうだ。早速買わないと。
でもこっちのほうは、クライマックスを迎えられずに、あちこちに迷走し、結局連載中止なんてことになりそうで、心配だ。
「のだめ」と並ぶ、クラシック音楽漫画の最高峰の作品だと思っているのに・・・。