呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

Kの奥さんとご対面・・・

2007-04-15 | 徒然なるままに
♪楽しい呑み会で、暫し現実を忘れる・・・

北海道・仙台つながりの会社の友人K(通称Kっつぁん)は、東京で単身赴任中だ。
彼自身はしょっちゅう仙台の自宅に帰っているが、たまには奥さんがこちらに来ると言う。
金曜日にKから連絡が来て「女房が出てきているんだけど、一緒に飯でもいがないすか?」(仙台弁)
「いぐべ、いぐべ!」(仙台弁)
仕事は相変わらず、めちゃくちゃ忙しい。
でもどうせまた土日も仕事だぁ~、たまには(?)ぱぁ~とやるべ!

と言いながら早くは会社を出れず、結局2件目の「プラッツ」で9時過ぎに合流。
2月に北海道時代の仲間が集まった時のメンバーWも来ていた。
Wは合併前に当社を退職し、アメリカに留学しいて最近帰国、再就職した奴。
「プラッツ」は銀座ソニープラザの裏通りの、宮城県出身のママがやっている店で
Kは奥さんを連れて行きたかったようだ。

Kの奥さんとは初対面だったけど、気さくで感じの良い方でしたよ。
子供がウチと全く同じ年齢構成で、Kからもいろいろ聞いていた。
それになんと奥さんは昭和55年当時、奥沢のTK銀行にいて
当時新入社員の父さんは、その銀行に仕事で結構通っていたんだよね。
だから絶対顔を合わせているはずなんだ。
そんな話しも旦那から聞いていたものだから、話も盛り上がりました!
Kが、普段は冗談ばかり言っているくせに、呑むとまじめに仕事の話ばかりするので
その話しの相手はWに任せ、奥さんと昔の銀行の話や「コブクロ」の話しを・・・。
子供がもうすぐ独立するので、その時は旦那の転勤先に付いて行ってもいいんだって。
この年になって離れて暮らすことを経験し、夫婦の絆が深まったとも言っていた。
う~ん、そんなもんだろうなぁ。
却って新鮮さが増して、熟年離婚なんていうのもなくなるかもね。
でも父さんは、この年で一人暮らしは、もういいなぁ。

結局後半はKとの歌合戦、それに焼酎の一升瓶(四合瓶じゃないよ)が空いて
なんと家に着いたのが4時となってしまった・・・。
当然?休日出勤は日曜に延期・・・。
あぁ~、日曜日中に仕事が終わるだろうか・・・。
また朝帰りなんて、絶対嫌だよぉ~!
日曜は早く会社に行こう・・・。


PS)奥様へ
先日はありがとうございました&お疲れ様でした。
たまには「粋酔亭」にお寄りください。
先日場所はお教えしましたよね。
どうせ旦那は来ない(来れない?)から、本音のトークが出来ますよ!
堂々と、いらしてくださいな!!
コメント (2)
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呑む気父さんの読書感想文・亥の8「翳りゆく夏」

2007-04-15 | 本の話
翳りゆく夏

講談社

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♪「翳りゆく夏」赤井三尋著 講談社文庫

20年前の嬰児誘拐事件の犯人の娘が、一流新聞の記者として入社試験に合格した。
そのことが週刊誌にスッパ抜かれて、東西新聞社の社長室には人事厚生局長の武藤が呼ばれた。
社長も武藤も、この娘を「大新聞の良識」で何とか入社させようとする。
不祥事で窓際に追われている梶が、昔担当した誘拐事件を再度洗い始める・・・。

事件記者もので、テンポも良くストーリーもきっちり構成されており
面白くて、どんどん読めた。
新聞記者ものと言うと、どうしても横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」と比較してしまう。
「クライマーズ」と較べると、テンポ感・迫力などでちょっと地味かな、と思ったが
最後に、思わず「こう来たかぁ~!」と唸ってしまった。
途中で「共犯者」について、ひょっとしたら・・・と複線はあるんだけど
実際にラストまで読んで、「なるほど!そういうことか」と感心した。
若干の無理はあるものの、そんなことは気にならないストーリー構成だな。
著者の赤井三尋はニッポン放送からフジTV報道局に転進したジャーナリストだ。
やっぱり現場を経験している筆者の記者ものは迫力が違う気がするね。

「それじゃ分からん」と言われるだろうが、推理小説のネタ明かしをする訳にはいかんものねぇ。
でもさすがに「第49回江戸川乱歩賞」受賞作品だ。文句なく面白く読めるよ。
お勧めの一冊であります!
コメント
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