呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

さらば交通博物館!

2006-05-16 | 徒然なるままに
♪ついに閉館してしまった、結局行けなかった…
交通博物館が5月14日に閉館した。神田にオープンして以来70年の歴史があるそうだ。あぁ~、行きたかったなぁ。残念だ!GW中にPJTの仲間と行く筈だったのに、父さんの不摂生がたたって外出禁止となり結局行けなかった。もっともGWは最後にもう一度、というファンが殺到して大混雑だったらしい。もっと前に行っておくべきだったな。
前から何度か書いているが、この交通博物館には、父さんがまだ小学1~2年生の頃だから、もう40年前に初めて行ったんだ。その頃は父さんは横浜の片田舎に住んでいて、両親と弟と出掛けた。当時は東京オリンピックが開催された頃で「夢の超特急“ひかり号”」も運行を始めたところだった。もちろん新幹線も見に行ったよ。懐かしいなぁ。父さんの父さんは、いろんなところに連れて行ってくれたな。想い出はたくさんある。
父さんの子供の頃の「将来の夢」は「バスの運転手さん」か「タクシーの運転手さん」。今でもバスや大型トラックは運転してみたい。その頃から「テッチャン」の素養はあったのかな。でも交通博物館は乗り物に興味のない人でも楽しめると思うよ。電車とか飛行機とか船とか、乗り物ってなんとなく人間をワクワクさせたり、ちょっとセンチメンタルにさせるところがあるじゃない。そこがいいんだよね。

親になり、自分もできる限り子供をいろいろなところへ連れて行った。当然交通博物館へも連れて行ったよ。長男なんか目を輝かせてショーケースの中を覗き込み、電車の模型の前から離れなかった。長男も父さんに似て乗り物好きで、小さい頃は町を走っている車の名前をほとんど言えたり、西武線の駅の名前を全部言えたりしたものだ。当然遊園地の子供用の乗り物なんかも大好きだった。でも小学生のころ、遊園地で二人乗りのゴーカートに一緒に乗って長男にハンドルを持たせて運転させたのだが、本格的なゴーカートだったし、不器用さもあって上手く運転できず他の車に衝突しそうになった。そのとき父さんは息子に向かって「なんでちゃんと運転できないんだよ!」と大声を上げてしまった。息子は半べそになってしまったが、そのころからあまり車に興味を示さなくなったような気がしてならない。今は全く興味なし。
そのときの事を今でも時折思い出す。そのことを思い出すと、今度は父さんが半べそになってしまう。
コメント
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