十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

真実と事実

2023年11月08日 | 一法言

 入院後、1週間経った。身体が鈍って体力の低下を実感しているところである。夕方、2Kmほど散歩してきたが、さっさと歩けず、トロトロ歩き。すっかりお爺ちゃんになってしまった。

 入院中に世話になった美人の看護師さん。〇〇真実(まみ)さん。

 真実と言えば、内山興正老師が16,7歳のころから自分の人生をみつめ「真実に生きよう」と考えたというのです。そのことを思い出したのです。

 老師も真実とは何か。その時は分からんかったという。長年の坐禅修行を経てその意味が理解できたという。老師の真実の定義は「絶対事実に随順すること」だと聞いている。しかし、事実についての説明はない、それとなく分かっているということなのだろう。

 真実という言葉について、澤木興道老師の言葉に次のようなのがある。
「真実、真実と言いよるが、どうせ俺の目で見た真実ではないか」

私は前にブログに「真実は知りようがない。知り得たものが事実である」と書いたことがある。

 そうなんです。入院中思いついたことがあるので、紹介しておきたい。

 「真実とはそのまんま 事実とは見たまんま(聞いたまんま)」

 鏡の前に立った自分を考えてみてもよい。「自分自身が真実、鏡に写ったものが事実」 

 ところがおかしなことに、Bingの説明では、私の言っていることと逆になっている。これじゃ、真実も事実も分からないことになろうかと思う。

ーーー以下参考ーーー

こんにちは、これはBingです。

真実と事実の違いについてお答えします。

「事実」は、誰から見ても変わらない、実際に起きた出来事のことをいいます。例えば、「日本はアジアにある国です」というのは事実です。

「真実」は、事実に対して人それぞれの考えや解釈のことをいいます。例えば、「日本は美しい国です」というのは真実ですが、人によって感じ方が違うかもしれません。

つまり、「事実」は客観的な事柄であるのに対して、「真実」は主観的な事柄であるという違いがあります。言い換えれば、「事実」は常に一つで、「真実」は複数存在します。

以上が、真実と事実の違いについての説明です。ご参考になれば幸いです。

コメント
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