年賀状の作成が遅れている。早い年なら年賀状の発売と同時に文案を考えているのだが・・・
しかし、今回は次のでいこうと思っている。賀状の中に死という字が入っているのがどうかと思うところもあるが、別に不吉なことを言っているわけでもないのでこれで行く。
そんなことを考えたいたら、読み直していた和田先生の「葦かびの萌えいずるごとく」のなかにも、「眼をあけて」という文章があって、死ぬ時にも目をつむって暗いところへ行くんじゃなくて景色を楽しみながら死ぬのが素晴らしいなんて書いてある。ちょうどぴったり、これしかない。
独楽
この世で何が面白いといって
人間ほど面白いものはない
中でも自分は格別だ
死ぬまで独りで楽しめる
*年賀状素材集に独楽のイラストがあったので、タイトルの人生笑劇場を独楽に変更した。