十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

淀川右岸改修工事

2008年11月18日 | 道楽

 私が毎日走るサイクリングコースは、鳥飼大橋(守口市)から淀川新橋(寝屋川新橋)までの淀川左岸堤防を走る往復14Kmコース、鳥飼大橋から枚方大橋までの往復24Kmコースのどちらかを毎日のように走っている。 


 昨日は走行距離2000Kmを達成すべく、いつもより距離を伸ばそうとコースを変えて復路は枚方大橋を渡り右岸を走ることにした。


 堤防上から河川敷に下りると、ダンプが数台停車していた。少し行くとダンプがゆっくり連なってやってくる。数えてみると20台以上にもなった。2Kmほど行った所にいた警備員に聞いてみると、少し行くと堤防の改修工事が行われており常に40台のダンプが動いているとのこと。工事は堤防の法面の角度を緩くする、つまり堤防断面の下辺を広くし洪水時の耐水力を強めるものということである。


 淀川の洪水で思い出したことがある。小学5年の時だった、昭和28年9月に13号台風がやってきた時のこと。典型的な雨台風で淀川流域で大量の雨を降らせたため、寝屋川市の仁和寺で付近で水が溢れ堤防が決壊する恐れがあるとして非難勧告が出る事態となった。その後最悪非常事態宣言が出され、本当に危ない状態になったが、その後しばらくして上流の宇治川の堤防が決壊したため下流域が助かったことがある。


 ちなみに、淀川の堤防決壊は明治以降3回あり左岸1回、右岸2回ある。
現在滋賀県の大戸川ダムの建設について、4知事が反対表明しているがたとえ100年の1回の可能性でもあったら、往年の被害とは桁違いのものになろうから十分検討してもらいたいものである。



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