潮風に誘われて

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喜之助人形展

2012年05月24日 | 趣味
瀬戸内市役所牛窓庁舎の建物の中にできた海の見える小さな
美術館ギャラリーで竹田喜之助の手掛けた人形展が開催中です。


70体もの人形が並ぶのは初めてということで、まるで命が吹き込まれた
かのようです。

展示されている人形は名作「百合若」や「「橋弁慶」「かぐや姫」など
に登場する約70体。
姫から鬼に変身するユニークな頭部や制作途中の部品が並んでいます。



この人形は糸操り人形と呼ばれ、糸を使って自由に動かすことができます。


今回の目玉のひとつ“名作「百合若」”に登場する喜之助制作の人形。


喜之助さんが最後の舞台で操った『橋弁慶』弁慶の人形。


「かぐや姫」人形たちの様々な動きをだすため、17本~25本程の
吊るされた糸を使いながら操作するそうです。


代表作「雪んこ」に登場する人形で、衣装も新しくなってのお披露目だそうです。


雪の精霊なので、透き通るような白い肌です。
普段は桐の箱にしまわれている大変貴重なお人形で、使われている糸の数は16本
だとか。
首を傾けたり、左右に振ったり、拍手をしたり、歩いたりと、動きがとても繊細で
豊かです。

瀬戸内市中央公民館で制作をしていらっしゃる人が丁度来館されていらっしゃいました。
人形の作り方とか、制作途中の人形を使い糸の使い方など説明して下さいました。



造形美と巧みな動きで人形劇界に大きな足跡を残した代表作をしっかり間近
で見ることができました。

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