ワラビ

黄砂の飛来のせいで遠く離れた山々が4月の陽光の下で霞んで見えてい
ます。

友達がわらび採りに行ったからと採れたてを持って来て下さいました。

娘が大好きなので、姑さんが生前は沢山採って来てくれていました。
ワラビが沢山出るころになると、孫に食べさせようと山に行ってくれて
いたことを思い出します。

「アク」抜きが面倒なことから敬遠される方もありますが、採取した
てのつるっとした「ワラビ」はやっぱり懐かしい山菜です。



木炭汁で茹でるのが理想的だそうですが、無いので重層であく抜きを
しました。

夕食の一品にワラビの煮ものを作りました。



ワラビ特有のさわやかな香りやほのかの苦みまで残り、旬の物の美味し
さに感動すると共にとても春を感じます。