5月11日(土)雨~12日(日)晴
昨日午後からの40年ぶりのヨット部同窓会。あっという間に終わってしまいました。学生時代4年間ヨットで行動を共にしてきた仲間12人のうち10人が全国から集まってくれました。顔を合わせる度に話題が尽きません。まず土曜、午後に8人が顔を合わせ、雨の中ラグーナ蒲郡で遅い昼食を食べに行きましたが、それぞれがずっと途切れることなく近況やら昔話を話しながら1時間もかけて誰かが話をしている状態でした。
そして宿泊先の西浦温泉のホテルにチェックインし、更に1人合流し、夕食までの3時間近くを風呂に行く時間もそこそこに続きの話で盛り上がり、夕食中も部屋に戻ってからも話が尽きませんでした。ホテルの部屋は昔の合宿と同じような大広間に9つの布団が並び、それぞれが適当に座りながら、また尽きることのない話が続きます。
まぁそれぞれが40年間仕事も住む場所も違う歴史を持って集まったのですから当然と言えば当然のことなのでしょう。今回の仲間は4年間友人と言うより家族のような付き合いかたをしてきたのだから、あの頃のすべてを知っている仲だからだと思います。僕ら12人は他の学年の先輩や後輩達より団結力が強く、結構助け合って一人も落伍することなく4年間やってきた自負のようなものがそれぞれにあるのです。かく言う僕もレースに惨敗して落ち込んでいる時、下宿先にみんなが集まり元気づけられたこともありました。あの頃はメンバーの誰かに何かあると下宿先に押しかけては飲み食いしながら徹夜で議論したものでした。
今朝は更に1人加わり、全員マリーナに集合。我がLeia号に乗り出港。昨日の雨から一転今日は最高の天気です。風も船がヒールするぐらい吹いており最高の帆走日和となりました。名古屋近辺在住の3人を除いてみんな40年ぶりに舵を握ったのですが、どうしてどうしてすぐに風をうまく捕まえます。やっぱり体で覚えた技と言うのは自然に反応するものなのかもしれません。それぞれが交代で舵を握りながら、それぞれ2、3人ずつで昔話をしているようでした。3時間ほどのクルージングをしてマリーナに戻り、船をかたづけ、マリーナのレストランで昼食。その後解散と言うことになりました。あっという間の一両日でした。それぞれ帰る方面別に車に分散。大阪グループの3人(Ta、Ya、Ko)と松江のN君は大阪まで。東京のOs君はOt君が蒲郡に送り、福井のTe君は僕が名古屋に送り、Yo君とKi君はそのまま自宅に帰り、それぞれが日常に戻っていきました。まぁ久しぶりに会ったから充実した時間になったような気がします。
今回所要で来れなくなってしまった宮崎のHa君や千葉のE君には申し訳なかったけど、またいつか全員で会える機会ができたらいいなと思った一日でした。僕も明日から現実的な日常です。
あの頃はお互いレースに泣き、レースに笑い、それぞれが自分をさらけ出した時代でした。それから社会人になり、大人と言う仮面をかぶり、なんとか役割を果たし終える年齢になり、これからそれぞれの仮面を変えるのか、また仮面を取るのか、まぁ楽しみです。
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こっそりきいてみたいような、ききたくないような。