”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年12月22日 20時58分39秒 | Weblog

12月22日(土)晴

こんばんわ。久しぶりの投稿です。昨日4ヶ所目の忘年会も終わり、来週あと2回でなんとか年を越せる所まで来ました。最近2次会に行こうと思っていても、大概1次会でダウンです。まぁ、あまりお酒が強くないので当然と言えば当然ですが、特にすぐ眠たくなってしまいます。従って家に帰るとそのまま寝てしまい、朝早く目が覚めてしまいます。それと飲んだあとラーメンを食べに行くこともなくなりました。それでも体重は若干増え気味です。いままで減量してきた体重をなんとか維持しようと今日も歩き回っています。苦労して下げてきた体重も飲み会が続くとあっという間に増えてしまいます。この三連休で元に戻して来週以降に備えたいものです。

ところで最近、戦後失われてしまった日本人の精神的バックボーンとは何だったのかいろいろ考えてみました。神道、仏教、儒教、どれも部分的には当てはまるのですが、中々ぴたりと当てはまらないような気がしていました。そんな中、新渡戸稲造の武士道を読み返して、やはり日本人の精神的バックボーンは武士道精神ではないかと改めて思いました。江戸時代に培われた武士道精神が明治維新を引き起こし、戦後の高度成長も強い精神力で成し遂げられたと言う思いを強くしました。

「義」  不正な行為を忌み嫌う正義の道理であり、これが武士道最高の掟でした。
「勇」  正しいことを貫く勇気です。たとえ君主であっても非は非と言える勇気です。
「仁」  上に立つ者の他者に対するいたわりの心と言うか慈愛、優しさです。
「礼」  礼儀・作法は他人に対する思いやりの表現です。新渡戸は泣いている人と共に泣き、喜びにある人と共に喜ぶことが礼の必要条件だと言っています。
「誠」  真実を語り、嘘をつかないこと
「名誉」 武士が追求しなければならない目標は富や知識でなく名誉でした。そのためには貧困をも甘受し、肉体的・精神的苦痛を伴う厳しい試練に耐えました。人間としての尊厳を保つことです。
「忠義」 忠誠心のことです。家族を思い、国を思い、公に殉ずる心です。儒教では「孝」を責務として父母への従順まででしたが、日本の武家社会では国と言う公を優先しました。国の安全なくして家族の安全はあり得なかったと言うことだと思います。

これら武士道の美徳は現代の日本から失われつつある精神ですが、我々の先祖が、神道・仏教・儒教といろいろな思想を融合して作り上げてきた精神的なバックボーンです。もう少し大事にしても良いような気がします。
それではまた。 

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