6月5日(火)曇
こんばんわです。一昨日はマリーナのキス釣り大会が延期となったため、急きょ俳句の会に参加することにしました。いつもの即席句ですが、馬群に沈み誰からも良いと言ってもらえないとちょっとさびしい感じです。今回は選ぶのにも苦労したので、まぁみなさんお上手と言うことです。いつも常連のK本さんも馬群に沈み今回はN宮先生とDUOの二人が際立っていました。お互いに影響しあい句が洗練されてくるような気がしました。残念ながら自分はいつも我が道を行く感じなのであまり進歩がなさそうです。
そして昨日は仕事仲間と桑名のはまぐり料理を食べに行ってきました。毎年この時期になると桑名に出かけはまぐりを食べるのですが、ほんとうにおいしいと思います。もっとも値段も一流なので年に一度の贅沢です。桑名のはまぐりは大和蛤と言い、汽水域でしか取れないのだそうです。毎年おじゃまする日の出さんは七里の渡しのすぐ傍にある老舗の料亭ですでに7月までは予約で埋まっているそうです。蛤の産卵時期が8月と言うことで産卵前の蛤がプクプクして一番おいしいそうです。
ところで現在「働かないアリに意義がある」と言う本を読み終わったところです。アリのコロニ―は女王アリが卵を生み、働きアリがみんな同じように働き物と思っていましたが、働きアリにも個性があってよく働くアリもいれば働かないアリもいるようです。実は全部がよく働くアリばかりだと短期的には効率が良いのですが長い目で見るとコロニーが長続きせずに滅んでしまいます。実は働かないアリは怠けものではなく、コロニーの状態に応じて働き出すそうです。これを反応閾値と言ってそれぞれのアリが働き出す閾値が違うそうです。餌が不足してくれば働かないアリも働き出すし、手が足りない大きなエサには応援に出かけるようです。働かないアリがいることによってコロニ―全体がいつも調和がとれているようです。翻って同じ社会性の動物である人間はどうなのでしょうか?企業が社員を全員働きづめにしたら短期的には効率があがりますが、いずれは滅んでしまいます。老子は無用の用と言いましたが、全体として調和がとれるような国、企業等でなければ滅亡してしまうと言うことなのかもしれません。アリは何億年の進化の中で自分達の種を存続させる方法として、そのようなコロニーを形成してきたのかと思うと、我々にも考えさせることがあるように感じました。そう言えば水清くして魚住まずと言う言葉も長い歴史の中で人間が存続して行くための本能的な直感なのかもしれません。
それではまた。
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