”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2007年11月11日 10時39分15秒 | Weblog
11月11日(日)雨のち曇
今日は”雨がしとしと日曜日・・・”って感じです。と言っても知らない人が多いと思いますが、昔若い頃そんな歌がはやってました。ヨットもゴルフもない週末が寒くなるに従って多くなってきます。マグロ人間の僕としては家でゆっくりしていることが苦痛でもあります。書斎を静岡の田舎に創ったのはよかったのですが、名古屋から行くには時間もお金もかかりすぎてそうしょっちゅう行けないので風呂に行ったりPに行ったりゴルフの練習場に行ったりですがやっぱり暇です。暇な時はブログもあまり書くことがなくなってしまいます。
と言うわけで最近思うことを少し。
僕が以前勤務で住んでいた三重では今あっちこっちで不祥事だらけです。「赤福」「お福餅」「平治最中」みんな三重を代表する老舗のお菓子屋さんです。それがみんなそろっておかしなことをやっていたと言うことです。昔仕事上赤福さんともお話したことがありましたが、その時の話だと赤福は日持ちしないので当日生産したものはその日の内に回収して、あんと餅に分け、餅はせんべいとして再スタートし、あんは別の日持ちのする菓子として再スタートすると言う話を聞いたことがありました。僕はその時すばらしい合理的なシステムだと関心したものでした。多分小さな商いのうちはこれで充分機能していたと思うのですが規模が大きくなると回収分も大きくなりすぎて、システムにボトルネックが生じたのでしょうね。そうなると回収分をもう一度本来の商品として再生することも考えるのかもしれません。10年ぐらい前だと冷凍技術も飛躍的に発展したことも背景にあるかもしれませんね。このように自分だけ規模を大きくしてもダメだと言うことですね。たいがいの社会のシステムはこんな按配です。これも昔の話ですが、ソフトウエア花盛りの頃、新興のソフトハウスはどんどんもうかると思ってかどうかは知りませんが規模を大きくした会社がかなりありました。とにかくメインフレーム全盛の時代でしたから金融機関を中心にソフトウエア資産がどんどん膨らんで、挙句の果てがバブル崩壊ですから仕事がなくなるのも当然ですが、それ以前にもおかしくなってしまった会社がいくつかありました。ソフトウエアの技術だけで規模ばかり大きくしても、ソフトウエアを入れるハードウエアの変化やソフトウエア言語の変化、ソフトウエア導入後のメンテナンスの考え方など周辺のしくみと共に発展していることを忘れて儲かることだけを考えていると失敗が多いのが世の中のようです。
ともあれ規模を大きくしようとしたら、そのものだけの需要を満たそうとする前に、そのビジネスの成立っている周辺も変わることを考慮しないとまずいんじゃないかと思います。
脚下照顧とはよくいったものです。そう言う自分も足元も見ず飛びついていることもあるのであまり人の事を批判できません。人間は間違いを犯しやすい動物です。だから歴史は繰り返すのかもしれませんが、一人一人がこのことを常に思っていたらどんな社会になるんでしょうかね?よくわからないけど立派な人だけだったら、それが普通でさらに立派な人がでてきてもっと細かいことに四苦八苦しなきゃならないかもしれません。となるとどんな社会になっても良い人と悪い人がいて、それが世の中なのかもしれません。ただ自分がどう生きるかと言うことだけが大切なことだと思います。自分もそうですがあなたが社会の中でどう生きるかをもっと真剣に考える必要があるような気がします。
なまいきなことを書いたけど最近の自分は結構いいかげんになっているので改めて気分を変えなきゃと思いました。それではまた。
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