しんさんのよもやま話（ヨット編18-12）

6月30日（土）　曇のち晴

遂にやってしまった！座礁。久しぶりの篠島クルージングでしたが、篠島入港するところでガツン！。ちょっと慢心でした。やはり自分の直感を信じるべきでした。とは言っても最終判断は自分ですから悪かったのは自分なのです。とりあえず船を立て直すことに専念。幸い何とか浸水等の危機は免れたようなので当初の航路で篠島入港。今回は今までの入ったことのない漁港だったので良く調べておくべきでした。まぁ次回からは決して間違えることはないでしょう。

ところで今回のクルージングはゲストに若い？女性３人を迎えての篠島クルージング。出港と同時にスナメリが出て来て見送りの挨拶。こんなことは初めてのことです。晴女のＳさんは得意満面。機帆走、帆走を繰り返しながら一路篠島を目指します。帆走時にはビールとつまみでのんびりしながら午前１１時過ぎに篠島周辺に着きました。まぁその後のトラブルは最初に書いたとおりです。まぁ若干萎えた気分で入港し、昼食予定の店主に誘導されて漁船に横付け。



昼食はビールに岩牡蠣、焼きアサリ、それに今朝とれたアナゴの天丼。残念ながら自分は生岩牡蠣は食べられないのですが他のメンバーは美味しい、美味しいと。まぁ良く食べられるものだと感心するばかりです。自分は一度食当たりしてからどうも苦手なのですが・・・。昼食後はまだ人も少ない海水浴場に行き１時間ほど浜遊び。引き潮だったのか浜には水クラゲがたくさん打ち上げられています。
午後２時に篠島をあとにキス釣りをするため佐久島に向かいます。佐久島周りに着いた頃には、またスナメリが出て来て船を追いかけてきます。４匹のスナメリが船のすぐ近くを追いかけて来るのが良く見えてゲストの娘達は大騒ぎ。自分は操船しているので時々振り返るぐらいしかできませんが他の５人は全員携帯片手に動画撮影。あとで見せてもらいましたが、なるほどものすごい迫力で４匹のスナメリが追って来る映像は初めての体験でした。まぁ行きも帰りもスナメリが出て来たのは初めてです。けりの船では撮影した動画を見るばかり。




スナメリウォッチングを楽しんだ後はキス釣り。まぁゲスト３人キスは釣ったし、２人はホウボウまで釣れてまずまずの釣果でした。一時間ほど釣りを楽しんで時間は既に午後４時半。機帆走にして全速力で帰港。我々クル―は大忙しです。



何とか午後６時前には無事マリーナに戻った次第です。

今回のクル―ジングはまぁいろいろなことが一度に体験できました。往復のスナメリ遭遇、篠島探索、島での昼食、キス釣り、トラブルなどなど。まぁ船はちょっと心配なので一度陸揚げして船体の点検をするつもりです。もっとも自分の予定が詰まっていて来週の日曜ぐらいになってしまいそうですが・・・。キールは傷ついているのでしょうが船体のＦＲＰがどうなっているのかです。なにしろレイア号もずいぶん高齢になっていますから。