”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2017年10月07日 13時46分48秒 | Weblog

10月7日(土) 曇のち晴

一昨日に元の会社のOB総会に参加し、久しぶりに昔の仲間と会って来ました。まぁゴルフや俳句で会っている人もいるけど一年ぶりに会った人と近況を語り合うのもまた楽しからずやと言ったところです。もっともこの一年の間に亡くなった訃報にも接して寂しい思いもしました。まぁいつかはみんなそうなって行くこととは言いながら・・・。

そして昨日、今日と御殿場の田舎に行こうと思っていたのですが、残念ながら天気が悪いので中止しました。と言うことで昨日から「第三のチンパンジー」と言う本を読んでいます。第三のチンパンジーとは人間のことです。人間はチンパンジーと遺伝子がわずか1.6%しか違わない生物なのにかくも異なる生物に進化してきたのかと言った内容です。

人間がチンパンジーと種を離れて類人猿となったのが約700年前、それから長い長い時間をかけて道具(石器)を使うようになったのだけれど、それ以上にはあまり進化しなかったようです。それが約6万年前にアフリカにクロマニョン人が出て来て、それまで世界中にいたネアンデルタール人を席巻し、地球上に拡散していった言われています。そしてわずかの間にネアンデルタール人は絶滅してしまいます。そしてクロマニョン人とネアンデルタール人の混血はほとんどなかったと言うことが現代の遺伝子工学から推測されています。なぜ混血はなかったのか?まぁこれにはいろいろな説があるようですが、著者によれば性淘汰がその要因の一つだと言っています。他にも多分ジェノサイド(大量殺戮)もあるような気がします。人類は現代においてもジェノサイドを行なっている訳だし、これはチンパンジーやゴリラなど社会的活動様式の動物にも見られる本能のようなものですから、多分人類の潜在意識の中に眠っているものなのかもしれません。ただ我々は世界共通の倫理観を持っていることがわずかの救いなのかもしれません。

人類の進化は700万年と言う歴史の中でわずか数万年前に言葉を持ち、道具を工夫することを覚え、農業・牧畜と言った定住するようになった訳です。そして現在我々の生活様式と言えるものは高々数千年のことなのです。まぁこれから1万年後にはどうなっているのかまったくわかりませんが多くの生物が隆盛と衰退を繰り返してきた歴史をみればクロマニョン人を祖先とする人類は絶滅しているかもしれません。まぁその頃には生体移植によって出来上がったサイボーグ的人類が支配する社会になっているのかもしれません。

まぁ地球の未来を考えたり、宇宙の未確認生物を考えたりするのも秋の夜長には良いかもしれません。
最後に一つ問題です。どうしてユーラシア大陸とアメリカ大陸においては文明の差が生じ、アメリカ大陸のアステカ帝国やインカ帝国は滅ぶことになったのでしょうか?同じ遺伝子を持ち、同じように進化してきたはずなのに大きな違いが生じた根本的な要因は何なのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする