”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2013年03月12日 20時51分10秒 | Weblog

3月12日(火)晴

昨晩、今日の昼とホワイトデーの食事会をしてきました。僕の気に入ったお店に招待して美味しかったと言ってもらえるだけでなぜか嬉しいのですから、普通の人から見れば馬鹿と言われてもおかしくない話です。でもプレゼントは少しでも自分の心が入っていて、しかも一過性であとに尾をひかない物が自分の美学のような気がしているので、刹那に楽しんでもらえたり、喜んでもらえることが自分にとっても嬉しいことなのです。若いうちはそうもいかないでしょうけど、還暦を過ぎた自分にはそれだけでもありがたい話です。

ところで今日、日本ではメタンハイドレートの採掘に成功したそうです。商用にはまだまだ時間がかかるでしょうけど、何も資源のない我が国の近海から100年分のメタンガスが採掘できる可能性がでてきたことは大きなニュースです。いずれ石油に変わるエネルギー源として大いに期待できます。一方アメリカでは先月、オバマ大統領が3Dプリンターを使いモノづくりの復活を目指す発言をしました。3Dプリンターを使うことによっていろいろな製品のデザインを金型を作らなくてもできるようになります。世の中はまさに規格大量生産の時代から多品種少量生産の時代に変わる武器が出来たと言えます。アメリカでT型フォードの大量生産で始まった現在の工業社会は、またアメリカで発明された3Dプリンターによって小規模な中小企業でもデザイン性に優れた多品種少量生産の製品がこれからの時代の主流となるのではないでしょうか?
このように我が国でも新しいエネルギー源を生み出す技術ができたり、3Dプリンターのように製造業やその他の産業の構造を変えるような技術ができたりしているのが、今の世の中です。どんどん変わっていく世界の中で、従来の農業を守れと騒いでいる人達はどう考えたら良いのでしょうか?むしろ自分達のあり方を変えていく方にもっと頭を使うべき時代だと自分は思います。TPP反対のデモがあったようですけど、自由化の中で日本の持っている技術やノウハウをもっと活用すべき時代に鎖国的な動きは我が国をガラパゴス化させるだけなのに残念です。
江戸幕府はいやいや開国して、薩長は尊皇攘夷と言っていましたが、すぐに考えを変えて欧米に学ぶ姿勢となり明治維新を実現しました。また第二次世界大戦で死ぬまで戦う姿勢だった日本人は降伏した途端、アメリカを歓迎し高度成長を実現しました。そして今、また開国を迫られています。変わり身の早いのは日本人の特徴なのですから、反対ばかりせずにポジティブに胸筋を開いて行ったほうがこの国は力を発揮するような気がします。

コメント (2)
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