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”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年11月16日 20時59分03秒 | Weblog

11月16日(金)晴

二日連続で飲み会でした。一昨日は65才で退職する先輩の送別会、昨日はボジョレー解禁日と言うことで今年のワインを味わってきました。ワインは飲み過ぎてしまうのでなるべく飲まないようにしているのですが、やっぱりちょっと飲み過ぎでした。

ところで衆議院の解散、12月の総選挙が確定しました。いろいろな党が乱立して争点もいろいろあって難しい選挙になりそうです。我々国民一人一人が雰囲気ではなく真摯に考えて投票すべきなのだけど正直よくわからないと言うのが実態ではないでしょうか?多分この国に求められていることは安定成長時代のしくみへの転換のような気がします。高度成長時代のしくみのままでいろいろな政策を実施したところで多分無駄ばかりになってしまいます。信長・秀吉の時代はある意味高度成長でした。拡大路線のまま朝鮮出兵と言う失敗を犯し滅んだ訳です。そして実現した家康の時代はまさに安定成長の時代だったと言えます。安定成長の時代は文化は発展しまうが、ある意味文明から取り残された結果、明治維新を迎え新たな国家としてスタートしました。そして再度高度成長に入り発展し、結局拡大路線を歩み敗戦となったわけです。戦後財閥解体、農地改革等荒療治のしくみの改革により再度高度成長を迎え現在に至っています。歴史は繰り返すと言いますが高度成長を支えた世界に誇れる官僚機構もそろそろ制度疲労を起こしているようです。明治維新、戦後と大きな変革により立ち直って来たことを考えると現在はまた原点に戻ってしくみを作ることが必要のような気がしています。ただ過去には外国の圧力でできたことを自分達の力でできるのかと言えばかなり難しい問題のような気がします。なぜなら自分達で自分達の血を流すことになるのですから。そう言う意味で今回の震災復興は従来のしくみを壊すトリガになったかもしれませんが、残念ながら従来のしくみを当てはめてやっているところが少し気になります。石巻の埋め立ては各省庁の枠組みの中でまだら模様の埋め立てになっているそうです。全部埋め立てなければ何の役にも立たないことは子供でもわかる話なのに、法律と官僚機構のはざまで頭をひねっている滑稽さを我々はもっと真剣に考えるべきなのかもしれません。