しんさんのよもやま話

２月１１日（祝・金）雪のち曇

せっかくの三連休も朝から雪ではたまりません。少し春が近づいたかと思いきや、また厳寒の冬に逆戻りでしょうか。１月の雪は名古屋以西だったせいか、あまり報道もありませんでしたが、今日は東京も雪と言うことで報道もにぎやかなようです。いつのまにか東京一極集中がどんどん進んでしまっています。一方で首都移転とか地方分権とか言われている中で実際は東京集中がどんどん際立って来るのは困ったものです。

今日は建国記念の日なんですよね。建国記念日ではなく建国記念の日なんですね。「の」にたいした意味があるとは思えませんが、賛否両論の中で「の」を付けることによって成立した祝日です。日本書紀に記述された初代天皇である神武天皇が日本国を統一し大和朝廷として即位した日（その当時は旧暦）を太陽暦に換算した日が２月１１日と言うことになっています。元々は明治時代に紀元節として祝日だったのですが終戦とともにGHQによって廃止されてたのですが、佐藤内閣の時に復活した休日です。神武天皇は日本神話の中の人物なので事実ではないからとか天皇が即位した日を祝日にするのはけしからんとかいろいろな意見があるようですが、もっと素直に日本と言う国が縄文人や弥生人の時代からヤマトと言う国にまとめられた日と考えればいいと思います。日本と言う国の始まりは大和朝廷であることや最初の統治者は天皇だったのですから、この国ができたのは初代天皇が即位したと言われている日になっただけのことです。そして現在も国民の象徴として天皇がいるわけですから、あまり理屈をこねなくてもいいような気がします。東京集中の際立つ現在において東京遷都の日を国の記念日にすると言ったバカみたいなことにならなくてよかったと自分は思います。

ところでこの三連休はヨットの整備にマリーナに行くつもりでしたがこの寒さではどうなるかわかりません。中々思ったようには行かないのが現実ですから臨機応変、自然に逆らわずにその日その日を最良に過ごすことが肝要かもしれません。それではまたあした。