7月1日(火)曇時々晴
一昨日このブログでも書いたように、雨水の溜まったヨットの船底の水をポンプでくみ出すため、マリーナにいかなきゃならないと思っていました。今日は天気もよく午後にでも休暇をとって行くつもりだったのですが、来客が午後あって結局出かけるタイミングをはずしてしまいました。明日、明後日は予定があるので、もう金曜か土曜まで行くことができません。遠くで船のお守りをするのも結構大変です。それに今日からまたガソリンが値上げになったそうで、ただ船の水汲みに往復200Km近くも車を運転して行くのも無駄遣いですよね。船の世話をするのは好きだから何とも思わないけど、そのために車を運転して行くのはほんとにいやです。しかもこんなに値上がりすると車社会も考えものですね。
石油の高騰は需要が増えたというより投機筋が値段を吊り上げているそうですが、汗も流さずマネーゲームで金儲けをたくらむ連中が多すぎることに問題があるのではないでしょうか?それでいったい誰が儲けているのかさっぱりわからないので誰も対策の矛先が明確になっていないのではないでしょうか?少なくとも自分にはよくわかりません。誰か教えてくれませんか?産油国が儲かっているかと言えばドルが下落しているのでそうでもないと言うことだし、やっぱり元凶はアメリカかもしれません。彼らはその昔製造業で莫大な富を集め、日本が製造業で繁栄すると産業の中心を金融業に移してさらに儲け、金融も最近破綻状態になってきたので次は何をやらかす気なのでしょうかね。彼らは膨大な借金も金融操作でチャラにできる機関を国内に持っているのでどうにでもできるだろうけど、わが国は今迄の借金をどうやって返すつもりなのでしょう。税金を上げることばかり躍起になっているようだけど、そのうちアメリカに国ごと売却するのかもしれません。そんなことを考えていると、いずれ日本人と言うアイデンティティは世界から消えてなくなるしかないような気がしてなりません。日本人にはユダヤ人や中国人のように世界中に拡散しながら民族の結束を象徴するような宗教もイデオロギーもありませんから、何百年後にアトランティスのような謎の国になっているかもしれません。でも歴史はそんなものでアメリカ大陸の原住民であるインディアンは絶滅寸前だし、日本でもアイヌは絶滅状態だし、この国にどんな人種が住むようになるかはよくわかりません。一つはっきりしていることは宗教的結束ができた民族は生き残るような気がします。
ユダヤ教からキリスト教が生まれ、その後イスラム教が生まれその勢力を拡大しているのはイスラム社会です。でもこれらはみんな出所は同じ一神教です。元々紀元前は自然崇拝の多神教だったはずですが、多神教民族はほとんど滅ぼされてきた歴史は何を意味しているのでしょうか?信じる神様がいろいろあると言うことは、それぞれを認め共生することを前提にしているので極めて平和的です。そこに自分の信じる者以外は認めない一神教の輩がでてきたら答えはひとつですよね。でもいつまでそんなエゴが続くのでしょうか?僕は仏教のような多神教の世界の方が人類は長く続くような気がしてなりません。僕らからみたらキリスト教もイスラム教も異母兄弟のようなものなのになぜあんなに敵対するのかよくわかりません。早くそんなつまらない宗教観を捨てて多神教に戻る人達はいないのでしょうか?
グローバル化が進むのは決して悪いことではないと思いますが、お互いを認め合う共生の思想がないかぎり、いずれ宗教戦争を引き起こすことになると思うのは僕だけなのでしょうか?だとしたら僕はちょっとおかしい人間かもしれません。
今日はこれまでです。おやすみなさい。