西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

日本傷痍軍人会解散

2013-10-03 | 地域居住学
日本傷痍軍人会解散

傷痍軍人を「しょういぐんじん」と読める日本国民は、どの程度残っているだろうか。今日のニュースで、今月末で傷痍軍人会は「解散」とのことだ。会員の平均年齢92歳と言う。僕より20歳上で終戦時に平均24歳であったことになる。

傷痍軍人とは、戦争で死なぬまでも大小の身体的傷をおった元軍人である。戦後、普通の職につけず、白衣をつけ、義肢義足で街頭に立ちアコーディオンなどを奏でて「物乞い」をしていた。目に浮かぶ。

今後、戦死者を出さず、傷痍軍人を出さないためには、平和憲法、憲法9条がますます大事になる、と身に染みて思うのである。