ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.3.25 フェスゴ2回目3日後のこと 旅の始まりは空港前泊から

2024-03-25 21:03:10 | 
 昨夜は、あれだけお昼寝をしたのに、ブログアップ後はさっさと就寝。
 今朝もお手洗いで目が覚めたのが5時半過ぎ。もう少し寝ようとベッドに戻るが、なかなか眠れず、平日仕様のスマホアラームが鳴る。ウツラウツラしてBSで朝ドラを視てからのろのろとリビングへ。
 飛行機の座席確認とオンラインチェックイン等で、PC前で夫とあれこれわちゃわちゃして結構な時間が経ってしまう。

 お天気は相変わらずぱっとしない。いつまでこんなに寒いのだろう。
 朝食を摂り、洗濯機を廻す。出来上がったところでタオル類等の厚物は乾燥機へ、それ以外は浴室乾燥に。

 今日は午前中、乳がん患者のためのアプリに関するオンラインインタビューだ。2週間使用したオンラインアンケートを既に2回回答しており、それに基づいて質問等に答える形だ。最初、なぜかうまく入室出来ないトラブルがあり10分ほど無駄にしてしまったけれど、せっかくなので率直な意見を言わせて頂いた。
 お二人を相手に40分弱で終了。貸与されていたiPhoneと書類を返送する準備をして、お役御免だ。3か月後にアプリ改修をするとこと、その時にまた声を掛けますとのことで、何かお役に立てるならばと退室した。

 お昼はそれぞれ好きなものを用意して頂く。朝も夜もしっかり食べられるようになった。下痢もせずにお腹が落ち着いているのが有難い。
 洗濯物が乾き、畳んで収納まで終え、ごみ捨てやら花の水切りやら毬藻の水替え(ついでに冷蔵庫の野菜室に入れておく)等雑用をこなす。新聞もお花も生協の注文も止めて抜かりはない筈。

 既に大きなスーツケースはホテルに送っているので、今日1泊分と荷物が出てこなかった場合に備えての1泊分を小さなキャリーケースに入れて持っていくことに。思いのほか寒いので、なんだか心配になってババシャツやらタイツやらを足す。

 タクシーを呼んでいざ、出発。大分元気になってきて、あれこれ家事らしいことが出来るようになってきた。お昼にサラダを作ったのも本当に久しぶり。冷たい水やお湯に触れると指先が飛び上がるほど痛いので、朝、顔を洗うのもこわごわとぬるま湯だ。

 雨が止んだタイミングで家を出られてほっとする。駅前ポストにレターパック入りの書類を出す。今日2回目の集荷に間に合った。コンビニでiPhone を着払いで返送する。明日の午前中に到着とのこと。
 順調に用事も済み、1台早い特急に乗りこめた。読みかけの文庫を片手にJRに乗り換え、さらに空港行私鉄に乗り換える。私鉄はちょうど通勤時間にもぶつかり、ずっと立ちん坊。皆スーツケースの大荷物を持っているので身動きが取れない。少し歩くだけで圧がかかって足裏は既にジンジンビリビリと痛む。一番柔らかいクッションの、マジックテープのベルトがついた靴を履いてきたのだけれど、先が思いやられる。

 空港に到着し、ホテルにチェックイン。新しい建物なのでどこも綺麗だ。荷物受け取り、部屋に入って態勢を整える。ひとまず母に「行ってきます」のMeet通話。いつもの連絡より1時間以上早いので、なかなか出ない。もう諦めようかとしたところでようやく出てくれた。
 デイサービスから帰ってきて、腰が痛くてマッサージに行き、今帰ってきたとのこと。とりあえず話が出来て良かった。くれぐれも無理をしないように、とのこと。ハイ、もちろんです。

 昨日の磯部巻のようなおやつも食べなかったので、お腹ペコペコで夕食に向かう。機内では和食か洋食が選べるし、旅行が始まったらイタリアンだし、と中華レストランに入って、お互い好きなセットをチョイスしてシェアして頂いた。お隣は外国人グループ。さすがに空港である。
 帰路、両替とWi-Fiルーターの受け取りを済ませて部屋に戻ってきた。

 さて、これからホテルのスパに繰り出して、早めに就寝の予定である。

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2024.3.24 フェスゴ2回目翌々日のこと ASHAREさん主催瞑想ヨーガ無事終了 午後からはお昼寝を延々と

2024-03-24 22:12:33 | ASHARE (アシェア)
 昨夜はブログアップ後、今日に備えて入浴して早めにベッドへ。寝付く時や寝ている間に咳き込んだら嫌だな、と念のためコデインを飲んでいるが、本当にめっきり咳が出なくなった。信じられないほどだ。

 明け方、お手洗いで目が覚めたのが5時前。その後眠れず、1時間後に腹痛でお手洗いに。これも昨日と同じパターン。何とか下痢が止まっていて良かった。これはコデイン効果か。

 今日はASHAREさん主催の瞑想ヨーガクラス。いつものように寝坊はしていられない。日曜日仕様の目覚ましが鳴り、リビングへ移動する。頭が割れそうに痛い。気圧の所為なのか、貧血の所為なのか。そのため首筋が硬く凝っている。
 夫が既に起きていて、一緒にゆっくり朝食を摂る。食後、ミヤ、タケプロン、ロキソニン、コデインを飲み、頭痛が早く収まりますようにと祈る。

 食後は、ASHAREさんのクラス開始まで、PC等和室の最終チェック。外のお天気はぱっとしない。昨日洗濯は済ませたので、今日は洗濯はお休みだ。暑さ寒さも彼岸まで、はどこへやら、今年は何やら寒い日が続いている。火曜の出発までに桜を見ることは難しいだろうし、帰ってきたらもう散っているかもしれない。 
 開始10分前ほど前になり、Zoomに入室する。頭痛なのでカツラを被るのを諦めて、新しく購入したバンダナ帽子を被ってみる。代表のHさん、Uさんと、常連のKさんが久しぶりの参加で、既に入室しておられる。全員が揃うまでに代表Uさんがシミとりのお話等で繋いでくださる。定刻に全員が揃い、代表Hさんが開始のご挨拶され、バトンが渡される。

 今日も、既に何回も参加くださっている方たちばかり。更新した資料を画面共有で使って頂くのは今日が初めて。ご挨拶の後、すぐにクラス受講中の注意やクラスの目標、瞑想の3つのステップをお話してスタート。先月は咳き込まないことをひたすら願いながら初めのマントラを唱えたが、今日はそれなりに声が続いて嬉しい。今の自分のことを話しつつ、ヨーガの智慧をお伝えする。

 楽な姿勢で首を廻し、首筋を2方向に気持ち良く伸ばす。手を身体の前で組み、肩甲骨を開いて左右に気持ち良く伸ばす。最後は片足開脚で背中を伸ばしたまま前屈し、足裏を気持ち良く伸ばす。
 帰命敬禮の動きに入る。画面共有でサンスクリット語のマントラを説明した後、動きを簡単に説明しながらマントラを唱えて3セット。最後は朝ヨガの、前後、左右、回旋の3つの動きを復習するのもいつのも流れだ。

 楽な姿勢の座位に戻り、季節の変わり目に乱れがちな自律神経を整える効果の高い片鼻呼吸から瞑想。鼻から生命エネルギー・プラーナが出入りするのをイメージする。寝転がりたい方にはシャヴァーサナになって頂く。シヴァのキールタンを唱え、リンを鳴らして覚醒に導く。伸びをして脱力して頂いた後は、両手を腿の後ろに添え、反動でコロンと起き上がり、一息ついてから楽に座って頂く。締めのキールタンは、ラクシュミーマーだ。

 予定より少し早めにクラスを終え、質問タイム。
 Iさんから(瞑想は)ダーラナー(一心集中)からスタートするのか、頭を空っぽにすることから始めるのだと思っていた、という質問があった。まずは何か一つのことに集中することから始めると心が鎮まりやすくなり、瞑想状態に入れるとお話する。共有画面で文字と意味が分かるので、安らぎ、有難さが増したとの感想も頂く。
 5分ほどお手洗い休憩を挟み、お喋り会スタートだ。

 今日のクラスの感想、気になっている事、近況等どうぞとHさんから前振りがある。
 まずは、お久しぶりのKさんから「近所のエクササイズ系ヨガに通っている。ポーズをとって集中するのだが、上手く出来ないとかえって心がザワザワしてしまう。今日は久しぶりに瞑想ヨーガに参加して、呼吸に集中することが心地いいなと感じ、いつもより集中しやすかった。昨夜は不眠で眠れなかったが、寝よう寝ようとすると余計眠れない。何も気にしないで眠れたら寝ようととしたら眠れた。今朝も、こうしようああしようというよりも目の前のことに集中すればよいと思った。」とのこと。本当に仰る通りである。

 Uさんは「友人から誘われて緩いオンラインヨガのクラスに参加したが、一般向けで下を向くポーズ等が多く気持ち悪く眩暈もして挫折した。マントラを唱えながら、(私の)歌声を聞いて、響きが沁みわたるなあと感じた。身体的には呼吸が楽になってまた1か月頑張れそう。少し前に通院で待ち時間が3時間もあった。“(私の)悩んで結果が良くなるなら悩めばいいけれど、結果は変わらない”という言葉を思い出して「吸う、吐く」のソーハム呼吸をやっていたらぼーっと瞑想状態になった。呼ばれて何だったっけと思うほどだった。」とのこと。日常に呼吸法を取り入れておられるのが、素晴らしい。息子さんから旅行に誘われているそうで、お幸せそうで何より。

 Sさんは「エンハーツ治療から12日目、久々に身体を伸ばし呼吸出来て良かった。歌も沁みて、心も身体も癒された。」とのこと。ブログを読んでくださっているが、私の痛み止めの使い方や旅行の行き方、マーカーについて等の質問があった。私との会話で色々な不安が少しでも解消出来たのであれば、とても嬉しいが、主治医の先生ときちんと納得いくまでお話されると良いとお伝えする。

 Iさんは「他のヨガはやっていないけれど、重要なポイントは先生の声。歌声が気持ちいい感じで、瞑想に誘導される。現在4つ目の抗がん剤治療中。12月から変更になった。パクリ、ドセ、ハラヴェンとやってきて皮膚障害に悩まされている。水仕事等も辛く生活上の制限が大きい。日光に当たるので散歩はダメ、立ち仕事や手足の摩擦もダメで、バランスを取るのが大変だったが、動けない中で料理や散歩の工夫をしている。CTも2か月に1度となりメンタルを安定させるのが大変。今迄クール毎に旅行をしていたが、家族全員で行けるのは1年に1度ほどでも2人の娘を誘って楽しんでいる。夏にはヨーロッパ旅行のチケットを予約した」とのこと。素晴らしい。ドセタキセルは本当にきつかった、という話に大きく頷く。

 もう一人のKさんは「3回目の参加。参加する度に瞑想ヨーガが自分にあっているかも、と思う。マントラは真似しているだけだけれど、リラックスできる。花粉症なので片鼻呼吸は辛かったけれど、集中して雑念を忘れ一点集中出来た。2月に行った時もこのクラスを受けると気持ちが落ち着くのだが、暫くすると癖が出て色々考えてしまう。次回迄今に集中したい。困っていることは、普通のヨガにも出ているが、オペ後、片方の手に力が入ると浮腫になりやすいこと。動くのは良いことだし、嫌なことを忘れられるけれど、気を使う。小心者でグレープフルーツを食べていけない薬を飲んでいるのに、間違って食べてしまって一睡もできないことがあった。」とのこと。一般向けのヨガクラスではきついな、と私も思った経験があるので、指導者養成コースに通い、瞑想ヨーガクラスを始めたことをお伝えする。私もグレープフルーツもジュースも大好きで飲めない時はストレスだった。

 ほぼ1年近く振りに、ほんの5分ほどピンポイントで参加してくださった事務局のTさんから、グレープフルーツは相乗効果で血圧の薬を飲んでいると血圧が下がり過ぎる等の恐れがあるが、1度で劇症になることはない、というアドバイスがあった。

 Tさんが久々にお顔を出してくださったので、皆さんが笑顔で迎え、一言頂く。私にひと言「行ってらっしゃい」が言いたかったとのこと。有難いことだ。お姉様もドセタキセル治療は大変で、6割減量でもヘロヘロだったとのこと。やっぱり・・・。嗚呼、帰国後の治療、8割減量だが気が重い。

 3人目のKさんは「(私の)歌声で癒されて素晴らしい時間だった。感謝している。首と股関節が痛み、胡坐が出来ないので、調整しながら行ったが、途中首が攣りかけてしまって徐々に動かすのが大事だと思った。瞑想は慣れてきても雑念が出たり、日によって出来る出来ないがある」とのこと。色々雑念が湧いて集中出来ないことは私も良くあることだが、けれど、一度でも深い瞑想(サマーディ)を経験すると、元に戻ることはないと言われている、とお伝えする。

 ということで皆さんから一言頂いたら30分近く時間が延長していた。午後の予定をキャンセルしておいて良かった。代表のUさんから画面共有資料のことなども説明があったので、私からも今後、動き(アーサナ)メインではなく、マントラやキールタン中心のクラスも企画して太陽礼拝のマントラ等も紹介していきたいとお話しする。来月のスケジュールをお伝えしてお開きになった。

 名残惜しく皆さんをお送りした後、代表のお二人とお話する。Hさんは「肩甲骨を動かすのがとても気持ち良かった。背骨のカーブがきつく寝っ転がった時に腰が浮くのだが、今日は床につけようとしてリラックス出来た」とのこと。
 Uさんは「やってはいけない(こうならないように注意)の一言を言ってもらうと、自分のやり方が違うことが気付ける。リードしてもらえると良い。今日は皆さん抱えている不安等をたっぷり話せて良かったと思う」とのこと。

 部屋を片付け、着替えを終える。無事お勤めを果たせたことに心底ほっとする。夫と2人で簡単に冷凍麺ランチを摂る。曲がりなりにも夫の分の食事を用意出来てちょっと嬉しかった。

 何やらとても疲れてしまい、リビングに座ってドラマの録画を視始めたらウトウト。夫はクリーニング屋さんに出かけたついでに、陸上競技場で高校生の大会を観てきたそうだ。面白かったようで、なかなか帰ってこなかった。昼食のちゃんぽんを完食したのに、何となくお腹が空いて、磯部巻を作ってもらう。夫はいつもどおり安倍川餅。しかも1つでは足りずにお代わりして2個も!これは1食分の食事ではないか。案の定、お腹を壊して下痢になる。また眠くなってきて、諦めてしっかり簡易ベッドでお昼寝。気づけば辺りは真っ暗。2時間半以上眠ってしまった。トホホ。

 母にMeet電話。昨日は楽しかった、とお礼を言われた後、今日は寒かったけれど、歩かないと・・・、と一番近いドラッグストアまで買い物に行ったそう。私は、午前中ヨガクラスをした後は籠城蟄居だったと白状する。明日はまたデイサービスの日だ。旅行中も時差を考えながら、出来るだけ連絡をすると言って通話を切った。

 夕食はまた夫にお任せ。おやつにお餅を2個も頂いたのに、頑張って食べなくては、と頂く。寝て起きたらまた頭痛。しぶとい。食後、ミヤ、ロキソニンを飲む。
 明日は午前中に2週間使ったアプリの最終オンラインインタビューがある。
 前泊のホテルには夕方遅くに到着すればよいので、その後、諸々片付けてゆっくり出発の予定である。
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2024.3.24 乳がん患者さんのための"おうちでゆったりオンライン瞑想ヨーガ4月クラス"開催のお知らせ

2024-03-24 14:12:11 | お知らせ

 暑さ寒さも彼岸まで、といいますが、今年の春はまだ足踏み状態、肌寒い日が続いていますね。桜の蕾もちょっと迷っているように感じます。
 3月も余すところ1週間、早くも2024年度、4月のお知らせをさせて頂く準備が整いました。
 コロナ禍が落ち着くまで、今、出来ることを・・・、と手探りで始められた患者会ASHAREさん主催の“乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス“も、5年目を迎えています。

 「瞑想ヨーガでは身体を動かしながら呼吸を大切に瞑想して自分と向き合う時間を持ちます。
<心を穏やかにしていく>ということは乳がん体験者にとってとても有効なものです。癒しの時間を過ごしながら、患者ライフに活用できる瞑想ヨーガを体験してみませんか?」

 昼クラス:「★乳がん治療中の色々なお悩みを解消したい方にオススメ!土日祝の午前10:00からスタートの通常クラスです。乳がん患者のみなさんが活用できる助言も交えて、瞑想ヨーガのクラス(70分程)を実施します。身体を動かしつつ瞑想でリフレッシュ&リラックスしましょう♪クラスの後はハーブティーを飲みながら、1時間ほどのおしゃべり会を楽しみましょう。夜はアロマバスソルトでしっかり身体をリラックスしてくださいね。」

 夜クラス:「★ぐっすり眠れる夜の瞑想ヨーガクラスは、乳がん患者さん共通のお悩み「不眠」解消にフォーカスしたショートクラスです。平日夜21:00からスタート、45分のクラスで身体も心もゆったり鎮めて・・・。あとはそのままぐっすり眠りましょう。土日になかなか時間が取れない方、不眠にお悩みの方に特にオススメです♪」
とのことです。

 再び皆さんと集うリアルクラスの開催が叶うまで、遠方にお住まいの方にも気軽にご参加頂ける、体調等により移動が厳しい方にも会場往復のご負担なく、感染リスクなく参加して頂ける、というオンライン実施のメリットを生かしながら、リアルクラスの時の内容に近いクラスとして、昼クラスはご好評を頂いております。

 昨年7月からスタートした夜クラスでは「深い眠りの時間が長かったので驚きました!」というご感想を頂いています。夜の時間にリアルクラスを開催して頂くのは今後も難しいでしょう。オンラインクラスだからこそ、お家でリラックスして参加して頂き、終了後はそのまま「お休みなさい」が可能です。
 
 乳がん患者さん、また、そのご家族であればどなたでもご参加頂けます。
 土日祝の午前10:00からスタートの昼クラスは、4月28日(日)に、また、平日夜21:00からスタートの夜クラスは4月22日(月)に開催されます。
 
 下記にリンクさせて頂きます。
 乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス

 このクラスを必要とされている一人でも多くの方とお目にかかる事を楽しみに、引き続き体調管理をしながら精進を重ねてまいります。
 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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2024.3.23フェスゴ2回目翌日のこと 実家経由息子夫婦と5人で夕食会

2024-03-23 22:25:37 | 日記

 昨夜は早く休むつもりが、入浴後、ベッドに入ってなかなか眠れず。
 さらに4時にお手洗いで目が覚め、眠れないと思ったら5時前に腹痛で起きる。まだ下痢ではないが腹痛が続く。再びベッドに戻ってウトウトしていると、土曜日仕様のスマホアラームが鳴る。それを消して寝てしまい、気づいたら朝ドラの復習が終わっていた。

 夫もまだ起きていない。明け方同じタイミングで起きたようだった。今日は午後イチでスーツケースのパッキングを終わらせておく必要があるので、あまり寝坊も出来ない。ノロノロ起き出して夫に声を掛けたら、首から肩にかけての痛みが酷くて夜中眠れなかったそうだ。べたべたとボルタレンテープが貼ってある。とりあえずテープを貼り直して少しマッサージをしてあげる。指先が痛むのでなかなかうまく出来ないのがもどかしい。
 今回は左腿に打ったフェスゴの注射跡は、赤くなったり腫れたりしていないものの、前回同様重苦しい痛みだ。なんとなく足を引きずって歩いてしまう。

 洗濯機を廻しながら、朝食を摂る。久しぶりにほぼいつも通りの量を頂けた。それでも腹痛で食後、下痢が始まった。
 洗濯物が出来上がるが、お天気がイマイチなので、タオル類等厚物は乾燥機に、それ以外は浴室乾燥へ。

 そして、パッキングスタート。今回は9泊11日のツアーで、往路便が朝早いため、空港内ホテルに前泊する。そのため、10泊分+予備の荷物。夏物でもないので、かなりの量だ。お互い大きなスーツケースを1つずつに加え、機内持ち込みの小さなものを1つ。とても持って移動できないので、宅配便にお願いすることにした。

 少し動いてあれこれ作業をすると、すぐに息が上がる。主治医のOKが出たので思い切って行くことにしたけれど、こんなに体力が落ちていて本当に大丈夫かしらと思う。とはいえ、今更迷っていても仕方ない。今私の身に起きていることは最善のこと、と信じて黙々とパッキングを進める。何とかお昼過ぎに出来上がる。

 遅いお昼は2人でカップ麺と果物を頂く。その後、お腹が落ち着いているので少しほっとする。
 午後の2時間の間に集荷予定だったが、ちょうど真ん中あたりの時間に来てくれて有難かった。昨日GOサインが出るまで一切準備をしていなかったし、2019年夏以来の海外旅行なので、本当に過不足なくパッキングできるかしらとストレスだった。でも手放してしまえば、あれこれ案じてみても仕方ない。何か思い出したら手荷物に持ち込むのみだ。

 乾いた洗濯物を畳んで収納を済ませ、タクシーを呼んで実家へ向かう。

 普段と違う裏道を通り、かなりアップダウンがあったが早い到着だった。久しぶりの実家だ。なるほど、不用品で溢れていたガレージは綺麗に掃除されてほぼ空っぽになっている。家の中に入っても、不要品が随分減っていた。とりあえず一通りチェックして実家を後にして、今回お手伝いをしてくださったご近所のSさん宅に立ち寄り、夫が買ってきてくれたおかきを片手にご挨拶に。奥様と立ったまま、マスクをして話していると、すぐに苦しくなってしまい、クラクラする。それでも直接お礼のご挨拶が出来て良かった。

 母のサ高住に到着してピンポンを押すと、息子の野太い声が聴こえる。近くまで行く用事があるから、と帰りに母の引っ越し祝いに寄ってくれた息子夫婦は30分ほど前に到着したとのことだった。6畳もない小さなリビングに大人5人が入るとかなりの密度である。まだお茶も出ていないので、紅茶を淹れて一息つく。

 彼らは、私たちが帰国して半月後、新婚旅行に出発の予定だ。2人を見ていると本当に楽しそう。気になっていた母の書類もチェックが出来て良かった。
 夕食は、母にいつものイタリアンレストランを予約してもらい、5人で繰り出した。フロントでハウス長のMさんにご挨拶を済ませてから、レストラン到着。お薦めコースをお願いして、皆で乾杯。夫と息子は白ワインを、お嫁ちゃんはカクテルを、母と私はブラッドオレンジジュースを。オープンと同時に何組ものお客さんたちが食事をスタートさせている。

 食事が始まった段階で、既に疲れていて口数の少ない私である。何となく熱っぽい感じ。体力が落ちていると、食事をするだけでも本当に大儀だ。それでも火曜日からの旅行のために少しでも元気を取り戻さなければ、と頑張って前菜は完食。
 パスタ2種は少な目にして夫に横流しにし、お肉料理とデザートは半分ほど頂けた。2時間ほどの夕食時間、なんとか頑張って持ち堪えた。2人とも美味しかったと喜んでくれて母も嬉しそうだった。バスで私鉄の駅まで出て帰宅するとのこと、レストラン前で別れる。夫と私は母を部屋まで送り届け、お手洗いを済ませ、タクシーを呼んで順調に帰宅した。

 明日は午前中ASHAREさん主催の瞑想ヨーガクラスである。終了後、午後から月に1度のお楽しみWさんサロンのマッサージを予約していたが、体力的に自信がないのでこちらはキャンセルした。帰国して体調が落ち着いたらまた伺うことにしたい。

 とにもかくにも、今日は日中お昼寝をしたり、横になったりせずに夜迄過ごすことが出来た。明日はもう少し元気になって家事が出来ますように。

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2024.3.22 腫瘍内科診察ドセタキセル中止、フェスゴ2回目無事終了

2024-03-22 22:12:01 | 治療日記
 
 昨夜はブログアップ後、そのままベッドに潜り込んで寝落ち。目が覚めて「えっ、もう朝?」と寝ぼけ眼で時計を見たらまだ日付が変わっていなかった。既に2時間半近く眠ったのか。その後もお手洗いで4時前に目が覚める。この2つを足しても既に普段の睡眠時間をクリアしている。まだ2時間ほど眠れると二度寝に。なかなか入眠出来なかったけれど、少しトロリとしてスマホアラームが鳴った。

 ドセタキセルの副作用で、足裏を温めると痺れや痛みが増すので、お風呂では足を浸けずに上げたまま入っているし、ホテル泊時に欠かさなかった好きな浴槽足湯も出来なくなった。そんなわけであまり早く起きてもそうやることはなく、ニュースを視ながらのろのろと支度をする。
 腹痛でお手洗いに行ったら、普通便。良かった。 

 夫は休務日。おはようLINEをする。いいお天気だけれど、今日も冷え込みが厳しいようだ。お彼岸が過ぎていつまで寒さが続くのだろう。階下のレストランに朝食を摂りに降りる。
 ちょっとずつ色々のお惣菜とパン、リンゴ酢ドリンクやオニオンスープを頂く。だんだん混んできたので、珈琲はお持ち帰りにして朝刊を持って部屋に戻る。

 朝ドラを視て、チェックアウトして手荷物を預け、病院を目指す。相変わらずアウターはダウンだ。今日はフェスゴが打ちやすいように膝上丈のハイソックスを穿いているので、ロングガードルとの間は素足でちょっと寒い。
 採血やレントゲンは昨日済ませたので、受付が済んだらすぐに診察。診察前に血圧測定だけ済ませればOKだ。待ち時間を考慮して予約20分ほど前に病院に到着した。受付のIDカード機を通したら「0808」という末広がりの良い番号。ああ、いい結果でありますように、と心静かに祈りつつ腫瘍内科受付へ向かう。

 待合椅子はかなり埋まっている。定位置を確保出来ずに受付前の椅子を確保して並ぶ。コロナ関連問診票を頂き、今回も咳、息切れに〇をした。態勢を整えて血圧測定。127-75、脈拍が89。

 昨日殆ど読めなかった窪美澄さんの文庫の読書を再開した。子育て中の保育園の話等、20数年前の記憶が蘇り、どんどん読み進んだ。「中待合にどうぞ」に番号が出たのは、予約時間を30分ほど過ぎてからだった。中廊下に入って診察室に入るまでに30分近く待った。

 荷物をまとめてご挨拶をして入室する。診察室での体温は6度9分。
「大変でしたかねぇ」と問われ、「1日として体調の良い日はありませんでした・・・身体中痛くて動けず、ちょっといいかと動くとすぐに発熱して、家事もほぼ出来ませんでした・・・」と報告を始める。先生が「そうでしょうねぇ、採血の結果に出ています。」と仰る。

 「このままのペースで続けられる自信はちょっとありません。既に足裏が痛くて、お風呂にもリラックスして入れないです。けれど、確かに効いてくれてあれだけ酷かった咳はめっきり減って、コデインは朝と就寝前の2回で十分ですし、傷跡のでこぼこもスムーズになりましたし・・・」と言うと、「そうですね、診察室で聞いていても、待合室から咳の音が聞こえてこなくなりましたね。いやぁ、お風呂に浸かれないのはしんどいなぁ、ただ一発目は勝負だったので、ある程度効いてくれないと、と規定量でやりました。旅行が終わったら減量しましょう」と仰る。

 「え?旅行に行ってもいいんですか」と訊くと、レントゲンの写真も2枚並べて見せてくださる。なるほどポート辺りの大きかった白い影が随分スッキリしており、左側のもやもや広がっていた影も小さくなっている。「効いてくれるとは思っていたけれど、ここまで効くとは、凄いなぁ」とのこと。
 「もし3週間前にあのままカドサイラをやっていたら、今日、大変なことになって慌ててドセタキセルを始めていたでしょうね。3週間前の状態ではとても旅行どころではなかったけれど・・・」と仰る。そうか、先生もそう思っていらしたのか、まさに危機一髪だった。

 「白血球や好中球は問題ありませんが、貧血ですね。これまで12はあった(ヘモグロビン)が10になっている。」とのこと。なるほど、だからあんなに頭が痛くて、息切れが酷くて疲れやすかったのだ、と納得する。血小板も下がったようだし、食事も摂れなかったですか」と問われ、「食欲不振ではありました。吐き気は殆どなかったのですが、下痢もあり、ずっと腹痛で・・・。」
 マーカーはほぼ半減して正常値になっている。1回の投与でドセタキセル、恐るべし、である。

 「今日はフェスゴだけはやりましょう、回復したらドセタキセルは8割で」と言われ、「先生はドセタキセルを何回くらいと考えておられますか」と問うと「出来る所まで」と仰る。ゲッ。大抵6回目標で、皆6,7回でダウンし、10回出来る人はいないという。これほど副作用が酷く出る私があと6回出来るとは思えない。
 「ただ、既に6回やっていますからね~。これをもう一度トライする人はなかなかいない」と。
(そうですよね、皆、お星さまになっていますよね・・・)そうだった。16年前殆ど満身創痍で6回やったのだ。だから今回4回頑張れば10回になる。あと3回くらいなら・・・と思うが、先生は「目標を決めると辛くなるので、毎回出来たらやる、出来なければ止める、くらいでいいのでは」と仰る。「ハイ、単純なので目標があるとギリギリまで頑張ってしまうのですそう言って頂ければ出来るかも・・・」と応える。

 前回の遺伝子パネル検査もまだ最終的な報告は届いていないが、ちゃんと検査出来たようだと仰る。検体はなく血液だけだし、肺転移や骨転移はあまり良い結果が出ないこともあるようだが、これもラッキーだった。
 少し画面で見せて頂いたら、HER2が3+で強陽性。抗HER2薬がズラリと並んでいた。とはいえ、そこに上がっている殆どの薬を既に使っているのだけれど・・・。
 ホルモンも両方とも陽性だった筈だが、これは出てきていないようだ。これまでの薬の効き方を思えば、こちらは変異しているのかもしれない。次回、正式に結果説明を頂けるとのこと。

 次回4月10日の治療はドセタキセル8割にフェスゴとジーラスタボディポッド。前日に採血、レントゲンの予約が入った。薬は出先で万一発熱したら、と抗生剤を5日分追加で出して頂いた。それ以外はいつも通り。
 「(がんの)病状的には旅行OKだけれど、あと数日でどこまで(今の貧血や低栄養状態が改善出来て)元気に歩き廻れるようになるかですね」と言われ「既に足裏は痛いので、どのくらい歩けるかは分かりませんが、行けるだけで十分なので、無理はせず、自由行動の日等はホテルでまったりします」と応え、ご挨拶して化学療法室へ移動する。
 化学療法室ではお一人待っていて、受付番号は10番だった。門前薬局へLINEで処方箋を送る。夫やお友達にLINEで報告し、お手洗いを済ませ、態勢を整える。
 10分ほどで看護助手さんから腰が痛くなるグレーの椅子に案内される。今日は5分間注射を打つだけだから大丈夫だ。

 態勢を整え、お手洗いを済ませて注射が届くのを待つ。15分ほどで新しい看護師さんが見える。「大変だったようですね」と言われ、「はい、16年前も・・・」などとお話をして気を紛らわせて頂きながら、フェスゴの注射。前回は右外腿だったが、今日は左前腿。前回は15mlで8分だったが、今回からは10mlで5分かけての注射。初回のようにビリビリとした痛みはなく、ノープロブレムだった。血圧測定は113-64、脈は84で問題なし。

 ボディポッドでテープ被れが結構酷く、免疫が下がった所で針刺し後がちょっと化膿して黄色くなった話をしたら、Krさんが様子を聞きに来てくださったので一応報告。次回もお腹の皮膚の様子を見ながら行うとのこと。
 身支度をしてお礼を言って化学療法室を出る。会計箱にファイルを入れて、総合会計まで移動する。本が面白くて10分待つのは全く問題なかった。
 今日はフェスゴの注射のみで8万円強をカード支払い。病院を出ると、日差しは春らしかったが、風はまだ冷たかった。

 薬局に到着する。既にLINEで「準備が出来ました。」の連絡を受けていたが、今日は担当のIさんがお休みで別の薬剤師さんだった。ロキソニンはもうジェネリックしか入ってこないということだったので、前回はロキソプロフェンにして頂いたが、今日はロキソニンがあるとのことだったので、それにして頂く。2500円強をコード決済払い。

 今日の病院と薬局の滞在時間は合わせて3時間ほど。まだ昼休み前で、レストラン前ではお弁当売りが始まったタイミングだ。ホテルに戻って荷物をまとめて、そのまま駅に向かう。
 タイミングよく快速電車に乗れて、席も確保して、読書の続き。夫に連絡して最寄り駅でお昼を一緒に摂ることにする。一人ランチをしてタクシーで帰るより、荷物を持ってもらって2人ランチの方が良いかな、と。

 乗り換え駅に到着すると私鉄の事故で振替輸送中、駅は混んでいてアナウンスが続いていた。最寄り駅に降りて夫と合流して、先日映画の後に行くつもりで行けなかったレストランへ。混んでいてちょっと待ったけれど、日替わりランチをしっかり頂いた。夫がデザートもというので、それも追加。ホットレモネードも美味しかった。
 とにかくしっかり食べて脱低栄養、脱貧血で旅行に行かなくては、である。

 帰宅してあれこれ片付け、薬の整理等をしたらぐったり疲れてしまい、何も出来ずにお夕寝。夫は夕飯の支度をしてから今月8回目(久々のコンプリート!)のジムへ行った。
 夫が帰宅し、母にMeet通話で報告。明日は夕方から母のところで息子夫婦と合流し、夕食を一緒に摂る予定だ。
 今日も早く寝て体力温存である。
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