ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.11.25 エンハーツ35クール目 さらに6割に減量31回目投与翌日のこと 動けるうちに強引に

2022-11-25 21:09:07 | 日記

 昨夜は食欲がないまま、ブログ記事をアップ。迷った末に洗濯機を廻し、夫と一緒に部屋干しをした。
 夫に買ってきたロールケーキと紅茶を淹れたタイミングで、小さなサンドイッチを2切れの遅い夕食。2人で旅番組をなんとなく視て眠くなるのを待って、赤いヨーグルトでミヤBM錠とタリージェを飲んで、入浴。

 入浴後はマッサージサロンのWさんオリジナルの吐き気止めアロマオイルで、ふくらはぎから足の甲までマッサージ。今回もお約束通り気持ち悪さが始まった。ソファでウトウトせずにベッドに移動する。
 マントラCDをBGMにして、フランキンセンススプレーを枕と部屋に撒く。気分は悪いままだったけれど、電気を消して何とか眠るも、夜中に何度か目覚める。目覚めるとやはり気持ち悪い。5時前にお手洗いに行った後は二度寝出来ずだが、ベッドでぐずぐず。

 夫は出勤だ。いつもの目覚ましとスマホアラームが鳴ったのを消して、ノロノロ起きる。腹痛だ。昨日までとは打って変わって吐き気止め効果の固い便になった。
 夫を送り出し、BSで朝ドラを視ながら、朝食。少し空腹を感じており、小さなパンプキンパイを温める。ペパーミントティを淹れたら、美味しいとまではいかなかったけれど、なんとなく香りと味が分かった。ふじりんご、ラフランス、柿をひとかけずつ、胃痛防止の青いヨーグルトを時間をかけてお腹に入れた。バナナスムージーも青汁もパス。

 食後の薬は前クールまでと同じ。治療翌日から4日後まで限定(安全性が確認されているMax量)の吐き気止めイメンド80㎎(昨日は病院で、初めてイメンドのジェネリックのアプレピタント錠を飲むことになったが、やはり先発のイメンドだとほっとする。)。今日、明日のみデカドロン4㎎。いつもの整腸剤ミヤBM錠に胃薬タケプロン。

 夕飯のサラダや汁物の下準備だけして、日差しが温かくなってきたので部屋干ししていた洗濯物をベランダに移動する。新聞を読み、ネットの新聞各紙を一通り目通ししてからメールチェック。
 イメンドが効いてきて少し吐き気が落ち着くが、ソファと一体化するとすぐに眠ってしまいそうなので、頑張って生協の注文書等を書いたりして過ごす。下を向いていると気持ち悪い。

 このままだと午後は溜まった録画のドラマをウトウトしながら視るだけになってしまいそうなので、動けるうちに強引に外に出ようと、午後からの映画のチケットをネットで購入する。
 いいお天気で温かく、洗濯日和の二重丸。予報通り洗濯物はカラリと乾いた。畳んで収納を終える。レンチンで軽いお昼をお腹に入れ、ミヤBM錠を飲んだ。さすがに昼抜きで夕方近くまで映画を観て帰ってくる元気はない。
 
 家を出て坂を降り始めたタイミングでスマホが充電中だったのに気づいて、戻る羽目に。スマホメールにチケット購入番号等が書かれているし、持って行かないわけにいかない。4桁の番号はなんとなくうろ覚えではあったけれど、もし間違っていたらトホホである。
 余計な体力を消耗してしまったが、とりあえず到着前に気づいてよかった。体調不良だと注意力が何かと散漫になる。

 アウトレットモールを通り抜けてシネコンまで歩いた(これが一番近道)が、今日はブラックフライデーとのこと、いつ頃からハロウィーンとクリスマスの間にこんなイベントが加わったのだろう。何かにつけてセールになっているのを横目に見ながら速足で歩いたら、息が切れた。

 観た映画は「ある男」。封切りから1週間、130人ほどのスクリーンに私を入れて11人、1割にも満たない観客だった。平野啓一郎さんの原作は読んでいない。主演級の俳優陣が沢山出ていて、勿体ないなぁと思う使い方もあった。
 最初は淡々と進み、吐き気止めイメンドの所為か、ちょっとウトウトしてしまった。最後もうーん、という感じ。原作がどのくらい端折られて2時間にまとめられているのかわからないので、読んでみなければと思った。

 さすがに2時間ちょっと座っていたら草臥れたが、赤と青のヨーグルトの在庫がなくなったので、駅前のドラッグストアまで足を延ばした。更にベーカリーで美味しそうなパンをついつい買い過ぎてしまった(食べられるかどうかわからないのに相変わらず目が卑しい。)。
 またしても大荷物になってエッチラオッチラと帰宅する。お茶を飲んで帰る元気はなかった。
 
 万歩計は4,400歩ほど。それほど気温も下がらず、夕暮れの空に広がる雲がとても美しかった。何人もの人がスマホを向けていた。片付けたり、メールをチェックしたりうちに夫が帰宅する時間になる。
 朝淹れたマグカップのペパーミントティは飲み切ったし、昼には小さなマグに淹れたお茶もなんとか飲み終えたのだけれど、尿の色がとても濃い。お腹がモタモタしている。

 夕食はメインもレンチンで済むものにさせてもらって、朝準備した二品に漬物と煮豆等常備菜を出しておしまい。ご飯も冷凍していたものをチン。相当の手抜きだけれど、まあ準備が出来て一緒にテーブルについて食事が出来たので勘弁してもらう。 
 吐き気と味覚異常はあるが、投与翌日の今日は倦怠感がそれほど酷くないのでこうして動ける。まあ、3月までは治療翌日は終日仕事をしていたわけだから、動けて当然だ。日中お昼寝もせず、家事も外出も出来たので、十分合格点(合格のハードルは低いけれど)だ。

 夕食後、母にMeetでご機嫌伺い。今日の宅配お弁当のおかずはイマイチだった模様。まあそれも致し方ない。とはいえ、7年前の直腸がんの術後に、父と2人分のお弁当を取ってすぐに止めてしまった時よりもずっと美味しいという。今や競合する業者も増えており、美味しくなければすぐに変えられてしまうのだろう。
 ヘルパーさんの訪問時間が朝一番から午前中の遅い時間になって、洗濯等をしてから迎えられるのが良いとのこと。

 口の中がずっと苦くて生唾が出て、不快だ。歯を磨いても吐きそうになるし、あまり改善しない。
 明日は土曜日。お天気が崩れる予報だから、たっぷり眠り、休息しながらマイペースで家事が出来ればいいかな、と思っている。
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2022.11.24 採血後腫瘍内科診察、エンハーツ35クール目 さらに6割に減量31回目無事終了

2022-11-24 20:47:17 | 治療日記
 昨夜は、岩盤浴と温泉浴で程よく疲れたのか、ベッドに入ってドラマを視始めたものの、ほどなくしてあっけなく寝落ち。
 早く寝過ぎたせいか、何やらもうたっぷり眠ったような気がしてお手洗いに起きたらまだ2時前だった。再び寝直して目覚ましで目覚め、時間差で鳴ったスマホアラームを消す。

 浴槽足湯を済ませ、身支度を整えて階下のレストランへ。昨日の冷たい雨が嘘のように外はいいお天気だ。窓が大きいので、日差しが眩しい。先月と同じ奥の二人席を確保して、和洋折衷のブッフェから気になった小皿をいくつか控えめに頂く。
 部屋に戻ってステンレスのミニマグにダージリン紅茶を淹れる。そして、母にご機嫌伺いのMeet通話を。これから朝食を摂り、デイサービスに向かうとのこと。今夜はおそらく連絡出来ないだろうと伝えて、朝ドラを視てからチェックアウト。
 荷物を預け、最低限の手提げだけで身軽に出発した。いいお天気だ。昨日の雨傘が日傘になる。
 
 病院に到着し、受付のIDカード機を通す。採血受付へ移動し、ピンク色の受付番号表を取って電子掲示板を見ると、15名が待っており13分待ちとあった。コートをエコバッグに入れ、態勢を立て直してから昨日の読書の続きを始め、中に入れるまで待つ。
 今日の採血担当は、前回と同じ白髪の男性だったが、相変わらずお名前は分からず。刺す時も抜く時も、ちょっと痛んだが、無事5本の採血が終了した。お礼を言って席を立つ。

 止血をしながら向かいの腫瘍内科に移動する。待合い椅子は混んでいない。定位置を確保してから、受付に並ぶ。問診票を頂き、息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れの「ある」の前に“たまに”を追加して提出する。

 待つこと1時間ほどで「中待合へどうぞ」と自分の番号が出る。慌てて、血圧測定。110-67、脈拍が93。
 昨日読みかけの「孤独の意味も、女であることの味わいも」を読み続ける。今なお三浦さんの傷口から血が滴りおちそうな件も各所にあり、胸を衝かれる。美しく優秀な人は苦労が多いのだと思う。

 中待合に入ってから30分ほど経って先生がお顔を出される。「おはようございます。」と挨拶して、ドアを閉め、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
 「さて、どうでしたかね、副作用の様子は相変わらずでしたか?」と問われ、「今回は復活がいつもより早かったです。頑張って外に出て歩いたので、全くの籠城蟄居は1日で済み、割と楽に感じました。エルカルチンの仕様が変わって飲みやすくなったのも大きいです。」ご報告。

 「採血のデータは、まあ、変わらずですが。マーカーはまた上がっていて、2年前位と同じ値になっていますが、(とPC上のグラフを見せてくださる。)まぁ正常範囲なので、次回引き続き様子見ですかね。」と仰る。「心臓超音波は(前回7月だったので)年明けにやりましょう。」とのこと。
 ということで、エンハーツ35クール治療続行となった。

 朗報は、今年度末に定年予定の先生が、少なくとも1年はまだ外来をやってくださるとの情報を得たこと。「当然ついていくのですが、あまり遠くなると・・・」と付け加える。ほっとした。叶うならば最期まで先生に診て頂きたいと強く思っている。
 「今日は患者さんが少ないようですね。」と言うと、「そもそも自分は木曜日の外来は閉じたのですが、今回のように水曜日が祝日等いかんともし難い時にだけ開けているのです。」とのこと。そうでした。失礼しました。
 処方箋は前回同様ヒルドイドローションをいつもの一式に加えて、お願いする。

 診察室での体温は6度4分。「今年も来月あと1回で終わりですね。早いですね~」と先生。「はい。定年になったらあれもこれも出来るつもりでいましたが、なかなか思うに任せずで・・・」と応ずると、「治療で体調不良の時間もあるから、それはそうでしょう」と仰る。お礼を言って診察室を出て、化学療法室に入る。
 5人の方が待っている。受付番号を取り、ファイル一式を提出して門前薬局にLINEで処方箋の写真を送る。

 20分ほど待ってSさんから薬が届く。何の気なしに開けて飲もうとして、イメンド125㎎ではないことに気づく。包装が違う。見ればアプレピタント125㎎だ。イメンドのジェネリックであることはわかったのだけれど、念のため確認してから飲んだ。夫やお友達にLINE報告。
 ほどなくして薬局から早くも「お薬の準備が出来ています。」とLINE連絡が入った。薬局での待ち時間が殆どないので、昼食も随分早く頂けるようになった。

 10分ほど待って内側の一番奥の席に通される。初めてのリクライニング椅子だ。まだ新しい。お手洗いを済ませ、椅子周辺の環境整備をして態勢を整える。
 それから20分ほどして、随分前にアンギオのオペ室で手を握ってくれたYさん(今日はヘルプでいらしていたか)が針刺しに見える。私のポートを見て「随分小さいんですね~」と仰る。既に10年以上前のものなのだが、今のポートはおにぎり型でもっと大きいのだそうだ。
 私にとっては現役バリバリなのだが、既に年代物なのか、と思う。3代目の入れ替えは出来れば御免被りたいのだけれど。残念ながらグイグイと入る時、ちょっと痛かった。

 それから10分ほどして主任薬剤師のTさんが見えた。「お久しぶりです」とご挨拶して状況報告。エルカルチン、タリージェやコデインについてコメントし、薬局に提出する情報提供書を頂く。

 吐き気止めアプレピタントを飲んでから厳格に50分経過したところで、Oさんが見えて吐き気止めのアロキシ・デキサートミックスからスタート。
 少し前に新顔の方(お名前は不明)が「お話しているうちに5分位すぐに経つので始めましょうか。」といらしたが、ベテランのOさんが出直すように指示して戻って行かれたのだった。

 本は2冊目へ。土屋賢二さんの「長生きは老化のもと」(文春文庫)。
 帯には「人生100年時代の必読書!??? 世界が存在する限り賢人(賢二)は笑う。もしくは笑われる。祝・連載1234回達成「週刊文春」名物コラム」とある。解説は川上弘美さんが書いておられるが、「本書を読んで、愕然とした。なぜなら、土屋先生の描く「妻」像が、あまりに自分と似ているからである。」とのこと。
 いやはや、あまりに面白くて、笑い声を押し殺すのに苦労した。眠気も吹っ飛ぶほど。それにしても“定年になったらありあまる時間をどう使うかが課題になると思っていたが、予想は外れた。実際に定年になってみると、仕事は激減したのに、時間を持て余すことも、退屈することもない。それどころか、時間が足りない”のくだりには大きく頷いてしまった。”時間が経つのが早すぎる・・・朝起きて、気が付くと夜だ”、先生もそうなんだ!となんだかほっとしてにんまりした。

 ブドウ糖を全開で落とし、エンハーツを30分、再びブドウ糖、生食シリンジと開始から1時間15分ほど。
 終了時の血圧測定は103-63、脈は68。Oさんから「今日は新しい翼状針でしたが、どうでしたか?」と訊かれる。「そうだったのですね、言われなかったのでわかりませんでした。見えないので・・・でも針刺しはちょっと痛かったです。」と言うと、「抜くときの衝撃が小さいようなので・・・」とのことだった。
 抜針はHさん。期待したものの、なるほど今までの針のようにズンッという大きな衝撃はなかったが、それなりに衝撃はあった。その時によるのだなぁと思う。

 ということで今日は針はまあまあだったが、割と順調に進んだ。
 お手洗いを済ませ、ご挨拶をして化学療法室を出る。受付表を戻し、会計待合いに移動。待合い椅子はそこそこの込み具合だ。10分ほど待ってから自動支払機で11万円弱をカード払い。

 外に出ると、予報通り日差したっぷりで温かい。コートの前を開けていても全然問題ない、どころか荷物になるけれど、脱ぎたいくらいだ。
 薬局へ移動すると、待ち人はゼロ。お薬手帳と処方箋を提出し、「LINEで写真を送っています。」と言うと、ほどなくして久しぶりのIさんに呼ばれる。今日から新しい7冊目のパンダのお薬手帳だ。

 1つ1つ薬を確認しながら、小分けの袋を折っていく。電子マネーで27日分、10,000円弱の支払いを済ませる。今日の病院と薬局での滞在時間は5時間半弱。早めに終わって有難かった。

 ホテルに戻り、預けた手提げをピックアップしてロビーで荷物整理。
 お昼は昨日頂いたクーポンを使わないと!で、駅ビルで使える飲食店を物色。お寿司か和食にしたかったのだけれど、どちらもボリュームがあり過ぎでイマイチぴんと来ない。昨夜もイタリアンだったのに、結局行き慣れたイタリアンに入る。テラス席に案内される。店内はすっかりクリスマス仕様。ブルーとシルバーを基調としたオーナメントやテーブルの赤いナフキンが美しい。
 
 前菜3種とメインは地元の名所の名前がついたピッツァ、デザートとあまりに暑かったので氷少な目でアイスコーヒーのランチセットをお願いした。ピッツァは申し訳なくも完食出来なかったが、デザートの蜂蜜レモンのパウンドケーキは別腹で完食。
 夫にお土産の和洋中の3種類のお菓子を駅ビル内で購入。こちらも頂いた電子クーポンが使えるものは使い、ほぼ全額使い切ったが、欲張りすぎて大荷物になってしまった。

 最終の快速に乗ろうと思えば乗れたが、大荷物の身、座れないと大変だ。各駅停車に乗って読みかけの本を読み続けることに。
 一方、夫は昼から旧友の皆様と長老の上京に合わせての久しぶりの大宴会である。私も同席が叶えば、とお誘い頂いたがあいにくの通院日。大荷物になってしまったので、「もし帰り時間が近ければ荷物をピックアップしてもらって一緒に帰りたい、無理ならタクシーで帰るけど」と夫とLINEでやり取りすると、駅傍のカフェでお茶して待っていてくれるとのこと。有難い。

 最寄り駅に到着し、大荷物を夫の自転車の籠に全て入れさせてもらって自宅まで歩いた。今日は6,000歩ちょっと。
 帰宅後はのろのろと薬等を片付け、夫が一人で夕食を摂っている間、私は空腹は感じず、こうしてブログを書いている。

 明日からは体調不良織り込み済みの1週間だが、前回は割と軽く済んだので、今回もそうあってほしい。夫は明日は出勤日。私はせめて溜まった洗濯くらいは片付けなくては。

 こうして霜月も残すところあと6日。喪中欠礼のはがきが毎日舞い込むようになった。瞬く間に師走がやってくる。
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2022.11.23 雨の勤労感謝の日はスロースターターで

2022-11-23 22:30:15 | 日記
 昨夜も記事アップ後はなんだか草臥れてしまい、ドラマの録画を視ながらウトウト。諦めて入浴してベッドに入った。

 そして今朝。水曜日、勤労感謝の日の祝日だ。端からお天気が悪いと分かっていたので、まったり過ごすことに決めていた。いつも通りの目覚ましを消して、二度寝。はっと気づくとBSの朝ドラが終わった時間だ。
 このままだと地デジの時間も終わってしまう、と慌ててベッドの中でテレビを点ける。その最中に腹痛でやむなくお手洗いへ。明日治療で吐き気止めを入れればいきなり便秘へと移行するのだが、今日迄は快調すぎるくらいだ。

 朝ドラの後は、ライブのお料理番組等が賑やかに繰り広げられていたが、ウトウト。気づくと働く人の昼ごはん番組(私は結構これが好きである。)になっていた。はあ、それでもしつこくベッドに張り付いてうだうだ。夫が起こしに来ないのもいいことに惰眠を貪った。
 さすがにこのままではと起き上がったら、ちょうど夫が宅配便を受け取るところだった。息子が鉄道150周年で購入したものではないかという。貴重品のシールが貼られており、ICカードやらが入った額縁ではないかとのこと。自分のマンションの部屋には飾れないので我が家に送ったらしい。そんなことを言っていたのをすっかり忘れていた。

 もう朝食と呼ぶには辛い時間になったので、ココット等も作っていつもの朝食に足してブランチにする。時間をかけて頂く。新聞を読んだりメールチェックをしたりしていると瞬く間にお昼になる。
 前泊の用意をしたり、ごみをまとめたり、雨の中届けて頂いた生協の品物を収納するなど、各種雑用をこなす。

 祝日プログラムのため、今日はヨガスタジオのクラススケジュールが前倒しだ。いつものF先生のビューティーヨガは30分早く開始になる。
 参加者は30数名の大盛況。空いているマットを探すのが大変なほど。両隣とは譲り合ってジグザグになる。クラスはいつも通りまったりとした1時間。深い呼吸を繰り返したっぷり汗をかいて過ごした。シャワーを浴び、一旦家に帰らずに夫に駅までお泊り道具を持ってきてもらって、ヨガ道具と交換し、病院最寄り駅前のホテルに向かった。

 車内のお供は三浦瑠麗さんの「孤独の意味も、女であることも味わいも」(新潮文庫)。
 帯には「人生には必ず、意味がある。いじめ、性暴力、結婚、死産。母であること。働くこと。三浦瑠麗が等身大の自身のすべてを明かしたメモワール」、裏表紙には「気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール」。以前から気になっていたが、文庫化されたので手に取った。

 本を読んでいると、病院最寄り駅まではあっという間だ。今回も温泉付きホテルの全国旅行支援のプランが予約出来た。色々なパターンがあったが、夕食朝食岩盤浴付きのプランが、普段の岩盤浴付き素泊まりより安く泊まれたのでこちらをチョイスした。
 ダブルルームにチェックインして、夫にLINEで無事到着を知らせ、母にご機嫌伺いのMeet通話を終え、態勢を整えた後は、静かなイタリアンレストランでお任せディナーコ−スを頂く。かなりのボリュームでカロリーオ−バ−気味。食後は岩盤浴と温泉を楽しんだ。祝日のせいか、いつになく混んでいてびっくりした。
 さて、部屋に戻って明日の準備である。

 勤労感謝の日、既に勤労者ではなくなってしまったけれど、今の私の大事な仕事は、体調管理をしっかり行い、予定された治療を恙なくこなしていくことだろう。
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2022.11.22 朝のオンライン瞑想ヨーガクラスの後は、母とのランチに岩盤浴

2022-11-22 21:29:10 | ヨガ

 昨日は良く歩いたせいか思いのほか疲れていたようで、入浴後は眠くて眠くて。早めに入浴を済ませ、ベッドに入った。
 
 火曜日。いつも通りのスマホアラームが鳴るが、なかなかすっと起きられない。結局ぐずぐず。出勤の夫はしっかり起きている。
 朝ヨガを済ませ、夫を送り出し、夕食用のサラダだけぱぱっと準備する。ネットで各紙に目を通し、たまった日記を書く。

 土曜日に続き、今日は10時からSさんの瞑想ヨーガクラスの11月3回目、最終回である。リビングにマットを敷き、着替えを終え、クラス開始の10分前、Zoomに無事に繋がる。参加者は今日も指導者養成コースの卒業生、常連さんたちだ。
 今日は3回のうち私が一番好きな“静かな”クラスだ。今日も新しい朝が来たことに感謝をしてクラスが始まる。

 座位のまま手のムドラーでスーリア(太陽)を表す動きを行うとのこと。手は第二の地面と言われるそうだ。息を吸う時、おへそに太陽エネルギーを取り込み、吐く時、お腹から太陽エネルギーで満たされて浄化されていくのを感じる。
 太陽は私達の守護者、いつも守られているというガイドに従い、手のムドラーを何度か繰り返しながらサヴィトリ(太陽の光、女神として神格化されている)・ガーヤトリーマントラを唱える。
 そのまま瞑想に入る。シャヴァーサナになりたい方はそれでもOKとのことだったが、座ったままで行った。リビングには日差しがどんどん温かく差し込み、ぽかぽかしてきてとても気持ち良かった。

 ほぼ定刻にクラスが終了し、その後は感想や質問タイム。卒業生Nさんからは太陽礼拝と手だけのムドラーとの棲み分けについての質問があったが、場所がない時、身体が痛い時、手だけでも身体や頭が活性化するとのこと。
 サヴィトリは幸運を司り、日の出、日中、日没3回ずつ行うとその日の悪い行いが全て帳消しになる、今世来世の豊かさが保証され、幸運がついてくるとのこと。

 Aさんからも最初は声が出にくかったが、最後は気持ちよくなった、Mさんから手を動かすとムズムズしたり温かくなって面白かったとの感想に、Sさんからは「想像していることに身体の感覚がついてくることはヨーガの上達に大切で、リアルならリアルであるほどその恩恵を受けられる」というコメントがあった。

 なぜか数人の声が聴こえないトラブルがあり、そのうちの一人だった私も、チャットで「温かくなって気持ち良かった」という感想をお伝えした。ガーヤトリーマントラは好きなマントラで、私のクラスでも何度も唱えているが、その恩恵についての知識を新たに出来て良かった。
 今日も皆、満ち足りて穏やかな顔だ。来月もまた開催して頂けるとのこと。有難いことである。

 片付けを済ませ、急いで着替える。月に一度のお楽しみ、Wさんサロンでマッサージの予約だ。外はとても暖かそうだ。予定通りの電車に乗り込み、予約時間ぴったりにWさんサロンに到着。最近の報告等を一気に喋った後は、いつもながらいつの間にかウトウト。今日もアロマフットマッサージをオプション追加した。
 「お疲れ様でした」と言われ、ぽわんとしながら時計を見ればもう2時間近くが経っているのはいつものことだ。幸せな時間は無情にも早く過ぎるのだろう。浮腫んでいた足に、甲の血管がクッキリと見える。

 着替えを終え、今日もザクロのハーブコーディアルとチョコレートをご馳走になる。そして申し訳なさそうにお知らせのペーパーを頂く。
 来年でサロンオープン14年を迎えるとのこと。以来施術料据え置きにしてきたが、今般の値上げラッシュで若干の値上げを余儀なくされたという。逆にそれだけで大丈夫でしょうか、という少額なものだったけれど・・・。来月以降の予約確認済ませて、サロンを後にした。来週は母がお世話になることになっている。
 次なる予定は母とのランチだ。急いでホテルラウンジに向かう。

 バスがスイスイで早く到着したとのこと。私も約束の5分前に到着したのだが、10分近くラウンジ前の椅子で待っていたようだ。まあ30分に1本のバスなので致し方ない。
 まだ食事の注文もしないうちから、あれこれ届いた書類等をテーブルに出そうとするので、ちょっと待って、と。
 10日前に職場の後輩と来た時にはチョイスしなかったものを、と思っていたのだけれど、残念ながら売り切れとのこと。結局、前回と全く同じメニューになってしまった。2人でシェアしたのも同じ。

 先日オミクロン株対応のワクチン予約をしてあげたプリントアウトを渡すと、なんだかモジモジしている。訊けば、翌日が腎がんの経過観察で採血をするのに、前日にワクチンを打って支障はないかと気にしている模様。
 私が大丈夫と言えば大丈夫、などと言うが、私は医師ではないし、医師だって今般のワクチンについてはわからないことだらけであり、確実なことなど言えない筈だと話す。
「また予約を変更するとなったら年内に接種出来るかどうかわからない。どんどん遅れて免疫が下がる方が怖いのではないか」と話したら、ようやく納得したようだった。
 それにしても、自分では判断出来ないことについて延々と悩むのが母のいつもの癖だ。ヨーガの智慧とはかけ離れている・・・。

 その他、浴室の暖房の点検やら市からの連絡書類やら、あれこれ相談を受ける。書類を読もうとすると、こちらの都合などお構いなしにいきなり話しかけてくるので、本当に困ってしまう。
 食事が届き、ボリューミーなサンドイッチを時間をかけてたっぷりの紅茶で頂く。食後、入りそうだったらケーキもどうぞ、と言ったものの、私自身お腹が一杯でもうイナフだった。

 2時間ほどゆっくりしたが、平日にもかかわらず満席で、年配の女性たちがぎっしりだった。皆ランチを摂り、お喋りに余念がない。その間に、合唱団時代のLINEグループの連絡で、同期男性の奥様がすい臓がんで他界されたことを知る。昨年9月の検診で分かり、既にオペが出来ず余命1年を言われたそう。まだ57歳とのこと。定年後の生活を楽しみにしていたという。自分より若い人のがん死は堪える。

 母が乗るバスの時間を見ながらラウンジを出て、入口の大きなクリスマスツリーと一緒に写真を撮ってあげた。バスに座るのを見届けて、私は再び電車で最寄り駅まで戻ってヨガスタジオに。午前中はあんなにいいお天気だったのに外はいきなり曇天に変わっていた。

 今日もクラスの時間には間に合わなかったので、岩盤浴タイムに。最初から最後まで1時間、貸し切りだった。前半はうつ伏せでお腹を温めて(相変わらずお腹は緩い。)ウトウト、後半はストレッチを中心にセルフプラクティスでじんわり汗をかけた。シャワーを浴びて何とか夫より早く帰宅して、急いでご飯を炊く。
 あれこれ片付けているうちに夫が帰宅し、申し訳ないけれど暫し待ってもらって夕食を整えた。

 本当なら明日が治療日だが、勤労感謝の日なので、一日ずれて木曜日が治療日。明日は前泊だ。
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2022.11.21 雨のち晴れの月曜日は、懐かしい街を歩け歩け!

2022-11-21 21:39:07 | 日記
 昨夜は、目星をつけていた中華料理のレストランのクローズ時間が普段より1時間早くなっていたため、ラストオーダーぎりぎりの入店になってしまい、忙しなく夕食を済ませた。文字通り最後の客。なんとも落ち着かなかった。
 その後、駅前のカフェで、お茶と甘い物をお腹に入れてからホテルに戻った。相変わらず雨が降っている。

 万歩計は10,000歩ちょっと。良く歩いたので、入浴後はすんなり先に眠るつもりが夫に先を越されてしまった。

 そして今朝、月曜日。予報では昼前からお天気が回復するとのこと。いつも通りの目覚ましが鳴り、ベッドでうじうじしながら7時のニュース、BSで朝ドラを視てから、浴槽足湯を済ませ、身支度をして階下のレストランへ。
 スープが選べるハーフブッフェ形式。私はポトフ、夫はブイヤベースをチョイスした。レストランはアトリウムで解放感溢れた素敵な空間だ。絞りたてのみかんとリンゴのミックスジュースが美味だった。タイカレーまで味見をしてしまった。ゆっくりお茶を頂き、お腹一杯になって部屋に戻る。
 外はまだ雨だし、食休みをして雨が止んだらお散歩に出かけることにする。夫は1時間以上ぐっすり眠っていたが、一緒に寝落ちてしまうと昼になりそうなので、私は眠気と闘いながらスマホのチェック。

 夫が目覚めるのを待ち、ひとまず荷物を軽くまとめて商店街へ買い物へ。最中や大福などのお菓子を2種類ゲットした。有効期限が今日迄のクーポンもしっかり使い切り、1時間半ほどでお散歩は終了。月曜日の午前中、しかも雨模様なのに、どこもそれなりの人出である。

 お昼過ぎに部屋に戻り、一服してチェックアウト。予報通り、青空が広がった。
 荷物を預けて、公園方面へ歩く。月曜日ゆえ動物園や植物園は休園だったが、カップルや赤ちゃん連れ、家族連れ、シニアのおひとり様等が思い思いにベンチでお昼を食べたり、お散歩をしたり。雨上がりで足元はちょっと悪かったが、落ち葉を踏みながら青空に映えた赤や黄色の紅葉が十分楽しめた。

 そして、何年振りかで夫がボートを漕いでくれた。いつだったか、桜が満開の時に乗せてもらった時は、手漕ぎボートにスワンボート、足漕ぎボートの殆どが出払っていて、池の中はボートで大渋滞。
 あっちでゴッツン、こっちへゴッツンと大変な状況だったが、さすがに今日は空いていて、池の端から端迄5分ちょっとで到着してしまった。ぽかぽかと暖かく、コート要らず。30分弱だったが、赤ちゃん鴨の様子も可愛く、楽しい水辺の時間を過ごして、何やら若返った気分だった。

 そして、懐かしいお店でランチタイム。ここは、ジャズのライブスポットとして名を知られている。時間が遅かったせいもあり、好きな席を選べた。ランチの後は、このお店の系列店で、学生時代から何度もお世話になったケーキ屋さんが作っているモンブランも追加して、大満足。気づけばおやつの時間になっていた。お店の前で写真を撮っていたら、年配の女性2人連れも懐かしそうに入店しようとしていた。センチメンタルジャーニーか。

 食後は、ホテルで荷物をピックアップして、帰りはバスで私鉄駅まで。40分ほど揺られ、夫も私も気持ちよくウトウト。駅前のショッピングセンターを冷やかす手もあったが、疲れたのでそのまま最寄り駅まで戻ることにした。

 最寄り駅まで戻ってから、私はヨガスタジオで岩盤浴することに。夫はまっすぐ帰宅した。
 お二人先着されていたが、最後の15分は貸し切りだった。少しだけストレッチをしたり、アーサナを練習したり。シャワーでさっぱりして帰宅した。帰宅後は母にMeet通話して明日の打ち合わせを終えた。

 朝も昼もしっかり頂いたので、夜は簡単に済ませた。昨日は10,000歩超え、今日は12,000歩超え。良く歩いた2日間。ちょっと疲れたが、訪れたかった懐かしい街なので良い休日になった。

 気づけば治療日が目前だ。出来る時に、動けるうちに、とついついあれもこれも予定を詰め込んで、自分の首を絞めるお馬鹿さんである。
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