ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.11.6エンハーツ34クール目 さらに減量30回目投与後11日目のこと ひとっ飛び、雪がちらつく中、ホテルへ、温泉三昧!

2022-11-06 16:46:31 | 

 昨夜はブログをアップした後、ベッドに入ったらバタンキュー。あっという間に眠りについた。今朝のスマホアラームは4時50分にセットしたけれど、お手洗いで目覚めたのは4時10分。結局その後は眠れず、ベッドで待機。それでも5時間以上は眠れたと思う。

 浴槽足湯で足のマッサージをして、身支度を終える。夫にも足湯を勧め、珈琲を淹れ、忘れ物がないか確認して(これ大事)いざ出発だ。ニュースを見ると、目的地・旭川の現在の気温は3度だという。おお。

 チェックアウトは自動チェックアウト機ですんなり。シャトルバスは6分に1台の運行。予定していた2台前のものに乗れた。早朝6時とは思えない混雑ぶり。夫とともに席が確保できてよかった。
 北ウイングの集合場所に到着したのは集合時刻の20分前。思いのほか早く到着したけれど、添乗員さんの姿が見えない。同じツアーの人と思しき方たちがなんとなくウロウロしている。オレンジの旗を持って添乗員Tさんが現れたのは10分前だった。

 今回のツアーは34名の参加とのこと。諸注意があり、航空券と必要な書類の入った封筒を頂いて一旦解散。久しぶりに機内持ち込みでないキャリーケースがあったので、預けるのに手間取った。セルフ方式に慣れなければならないのだろうけれど、コロナ禍、そうそうしょっちゅうあることではないし、かなりハードルが高い作業に、うーん、こんなだったっけと唸ってしまう。

 保安所を通過して、フライト時間までもう1時間を割っている。ありゃりゃ、ラウンジで温かいカフェラテが飲みたかったと思うが、飲食物持ち込みは禁止とのことなので、搭乗口まで行って持参したサンドイッチとジュースの朝食をもそもそと摂る。

 10分前、無事搭乗する。一番後ろの真ん中の席だったけれど、お隣がいなかったので、夫と2人で真ん中を開けて通路側が確保できて、のびのび。私はのんびり昨日の読書の続きを楽しめた。
 夫は途中で前方の窓側席に移動して、写真撮影に余念がなかった。

 定刻通り9時15分、旭川空港に到着。お手洗いでインナーを着足して、ダウンコートとショートブーツに着替え、帽子とマフラーもセットして完全防備。夫もダウンとセーターを着込む。空港前のゆるキャラが示す気温は8度だ。ガイドさん曰く、「これ以上は上がりません」とのこと。
 外の空気がピリリと頬を撫でる。覚悟したよりも寒くない。何より空気がおいしい。

 今回は4日間前方席確約のオプションを追加した。感染防止のため席替えもないとのこと。定位置の2列目(1列目は感染防止で未使用)に着席、いざ出発である。乗り降りするのにとても楽である。
 美瑛パッチワークの路巡りからスタート。ああ、わずか2か月前に来た時と大分景色が変わっている。お花はないけれど、冬景色ではなく、白樺の白い幹と黄色に紅葉した樹々が美しい。
 そして何より雪を被った山々の姿が素晴らしい。この景色は北海道に来なければ見られない、と改めて思う。6月、9月、そして今回、半年の間に訪道が3回を数えるとは思わなかった。ゴールデンウイークの東北周遊もあったし、今年は北に呼ばれている、と思う。

 家族の木(父、母間に小さな子供の木)、少し離れて姑の木があったり、セブンスターの木(カシワの木)があったり、色々エピソードのある木を紹介してもらい車窓から眺める。
 ケンとメリーの木はポプラ。仲良く寄り添っている。昭和47年に一躍有名になったというが、余り覚えていない(ガイドさんはまだ生まれていないと仰っていた・・・)。青空に黄色い葉がとても映えるフォトスポットだ。朝早いし、訪れているのは私たち一行のみ。ほとんど大自然貸し切り状態である。
 バスは珍しく主催旅行会社のネームが入ったもの。添乗員のHさんに言うと、全国で数台しかないレアものだそう。北海道では1台のみ、東京でも1台という。どうも私たちはついているらしい。

 続いて北西の丘展望台へ。こちらの飛翔という碑の向かいにある螺旋階段の展望台へえっちらおっちら上がる。少し上がっただけで断然いい景色である。もうシーズンオフに入ったとのことで、数店軒を並べる売店はすべてクローズ。ガイドさん曰く「やる気のない」状態で、なんと自動販売機まで販売中止、である。日曜日だというのに。

 〇時〇分までにお戻りください、と言われるけれど、寒いし、みな写真を撮るとさっさとバスに戻ってしまう。そのため、順調すぎる進捗状態で、このままではホテルにチェックイン可能な3時よりだいぶ前に到着してしまうという。調整の結果、明朝の出発を小一時間遅らせ、明日朝一番で訪れる予定だった銀河・流星の滝を今日の日程に繰り上げて時間を稼ぐということで一件落着。

 次なる訪問地は四季彩の丘。既に10月以降は入場無料になっている。こちらも私たちご一行様のみ。ここは2016年10月に訪れた。その時は、まだ若干お花が残っていたけれど、今日ほどお天気が良くなく、なんとなく雪もちらついていた。もっと寒かったように思う。
 それが今日は青空広がるいいお天気。雪を被った十勝連峰が雄大だ。昼食時間を含めて1時間半ほどあったので、まずはパッチワークの丘の景色を楽しみ、アルパカ牧場へ。

 アルパカちゃんたちのかわいいことといったらない。皆お目目クリクリで、当たり前だけれどお顔がそれぞれ全然違う。餌の葉っぱを見せると嬉しそうによってくる。ジラすのは厳禁、目が合ったら、さっと手のひらに乗せると上手に食べてくれます、というアドバイスに従って夫とともに餌やりを楽しんだ。
 白、茶色、黒のアルパカが10数頭、そして9月に生まれたばかりという赤ちゃんにも会えた。

 お昼は向かいのうどん専門食堂へ。まだ11時半だけれど、朝が早く適当だったこともあり、お腹は空いている。大きなかぼちゃの天ぷらや、カレー南蛮に乗っていた芋餅が美味だった。まだ集合時間まで小一時間ある。ガイドさんから「ゆっくり戻ってきてくださいね~」と言われているので、売店を冷やかした後、2階のレストランでお茶とケーキで時間調整。ここからも雄大な景色を独り占めだ。

 さて、これからの車内はお昼寝タイム(自宅を2時に出発したという方もいたそうで、5時まで眠れた私たちは前泊できたので恵まれていたかも)、といったところでラッキーにも富良野線の汽車(一両編成)がちょうど目の前を通る。これもついているらしい。一日に11往復だそうだ。

 ここから1時間ほど走って、30分ほどウトウトした後は、道の駅当麻、でんすけさんの家に立ち寄る。ここはデンスケスイカで有名なところ。ついつい、ここでしか買えないお菓子などに手を出してしまう。
 再び小一時間走る。最後の目的地である、ホテルからほど近い銀河・流星の滝だ。まだ独身の頃、確か両親と一度訪れた記憶があるが、10月の最初だったので、こんなに寒くはなかった。
 見れば、雪がちらついている。ガイドさんは網走出身だそうだが「しばれる~、もう一枚着てくるんだった」とおっしゃっていた。風が吹くと体感温度がかなり下がる。
 団体集合写真を流星の滝の前で撮影し、その場で注文。30分ほど自由時間があったが、とても寒くて外にはいられず、売店を冷やかして時間を潰す。アイスバーンの階段は怖い。

 そしてようやくホテルへチェックイン。鍵と今日明日有効のクーポン券をゲットしてお部屋に入ってお茶で一服する。
 さて3種類のお湯はどこも風情が違って素晴らしいらしい。夕食前に1か所、夕食後に1か所、そして明日の朝1か所、結構忙しい日程である。
コメント
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