ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.11.9 旅は最終日 最後までお天気に恵まれて無事帰京

2022-11-09 21:42:12 | 

 昨夜はブログアップ後、隣接する別館のお風呂へ急いだ。残念ながら岩盤浴は終わっていて、高温、適温、低温の3種類の内湯と高温サウナのみの利用。壁にはアイヌのおとぎ話が大きく記されていた。最後の夜は今回の旅で一番遅く、日付が変わってからの就寝になった。

 そして今朝。阿寒湖の日の出の時間は6時9分。6時に目覚ましをかけたが、5時前にお手洗いで目覚めてしまい、そのまま二度寝は出来ず。夫を起こして、最後の朝湯に繰り出す。
 昨日の夕食前に浸かった大浴場が、今朝は男女入れ替えになっている。私は最上階の展望風呂だが、あいにく露天風呂は修繕のため、使えない。夫の話では昨夕は岩盤浴が使えたというが、朝はそれもクローズになっていて、なんのことはない高温、低温、泡風呂(泡がろくに出ていなかった)のみ。
 阿寒富士から朝焼けが見えて、景色は良かったものの、お風呂はこれまでで一番混んでいてなんとなく落ち着かなかった。

 部屋に戻り身支度をして、朝食会場へ。昨夜と同じメインダイニングだが、早い時間だったので4人がけのテーブルを確保して、湖を見ながら頂けた。眼が卑しくてついつい食べ過ぎるというブッフェの食事もこれで終わり。今回の旅で1キロは間違いなく増えたと思う。ちょっとずつ、一口ずつでも種類が多いのでやはり普段とは段違いに食べている量が多いのだ。

 部屋に戻って朝ドラを視て、宅配で送る荷物をキャリーに載せて下の売店まで。無事手続きが済み、チェックアウト時のフロント混雑を避けて、早めに部屋を出る。ここでまた部屋の移動の件でスムーズにいかなかったけれど、なんとか支払いが済み、予定時間より早めにホテルを出発した。

 今日は空港到着まで、1か所お菓子工場とその隣りにある道の駅に立ち寄るだけの日程である。今回の旅で一番長い1時間40分の移動時間だ。
 最終日も良いお天気。朝ホテルを出る時の気温は5.6度だった。途中、足寄町の広さ(町に入ってから街の中心部に辿り着くまでバスで50分の道のり)や十勝平野の大きさに改めて目を見張りながら時間通りに目的地に到着する。
 工場限定、期間限定の惹句についつい乗っかって、気づけば普段とは比較にならないほど買いこんでしまった。同行の皆さんも、立ち寄る場所ごとにどんどん荷物が増えている。

 隣接する道の駅には数年前の朝ドラ「なつぞら」のセットが移築されていて、楽しいフォトスポットエリアになっていた。ここで写真撮影をしてから道の駅内のお薦めパン屋さん(四つ葉マークがついたメロンパンが特に人気で美味しいとのこと、ちょうど焼き立てを買うことが出来た。)で昼食を調達する。

 ここからは30分ちょっとで帯広空港に到着だ。4日間お付き合いくださったガイドさん、運転手さんにご挨拶を済ませ、添乗員Hさんが搭乗手続きをしている間に、ダウンコートから薄いジャケットに着替えて、買ったお菓子等を詰め、荷物整理。搭乗券をゲットしたら、一旦解散である。
 お土産をちょっと買い足し、特にすることもないので保安検査を通過し、搭乗口の待合席で先ほど買い込んだサンドイッチやパンをランチに頂く。

 定刻通り飛行機が離陸。往路は真ん中の通路席だったが、帰路は前方の窓際席にして頂けたので、夫は写真撮影。私は読書の続きと相なった。
 無事に羽田空港に到着する。預けた2つのキャリーが、ターンテーブルですぐに出て来たので、帰りのリムジンのチケット売り場へ急ぐ。

 最寄り駅行きのバス出発まで6分ほどだったが、券売機での販売は7分前までとのことで次の便しか買えなかった。1時間に1本だ。ダメ元で停留所まで夫と小走りで向かう。残り3分、チケットは1時間後のものを持っているが、空きがあれば乗りたいというとOKが出て、滑り込みセーフ。座ってほどなくしてバスは出発した。この1時間は大きかった。

 けれど渋滞が酷く、都心を抜けるまでに大分時間を食った。最寄り駅に到着したのは予定時刻を25分遅れてのこと。おかげで本は読み終わったけれど、ぐったり。タクシーを待ってなんとか帰宅。
 ひとまず母に無事帰宅した旨、Meet通話でご機嫌伺いを済ませる。

 旅行中に溜まった郵便物や、生協のお届け品等を2人がかりで取り込み、整理出来る荷物を整理して、簡単に夕食を済ませた。眼はしょぼしょぼするし、乾燥しているせいか、朝からなんとなく鼻血が滲んでいるし、さすがに疲れていてぐったりである。

 さて、私は明日は洗濯機を何回か廻すだけで家にいられるが、夫はお疲れ様なことに、出勤である。
 とにもかくにも初冬とは思えないほどの暖かい北海道で美味しいものを沢山頂き、いいお風呂に沢山浸かって幸せな4日間を過ごすことが出来、何よりだった。
コメント
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